あとがき


「コットンブーケ」を読んでくださって、本当に、ありがとうございました。

小学生から高校生くらいまで、月刊の少女漫画をよく買っていました。
ああいう月刊誌は、大抵、続きが気になる「いいところ」で終わってしまって、読み終わった瞬間から、来月号の発売を心待ちにしたものでした。
発売日が近くなると、「一日ぐらい早く売ってないかなあ」と、書店の雑誌コーナーをうろうろし、お目当てを見つけると、新刊を手に、いそいそと、レジへ向かいました。

私の書いた小説をお読みいただいた方に、そんな待ち切れなさを、少しでも感じていただけたのなら、とても幸せです。
そして、お気に入りの漫画や小説の、お気に入りの場面を、何度も何度も読み返した私の様に、私の小説に、お気に入りの場面を見つけてくださったなら、本当に嬉しいです。

文字数が多く、内容も重く、複雑で、誰にでも好んでいただける作品ではないと思います。
でも、中には、面白いと感じていただける方がいるのではないかと信じて、ひとつひとつの作品を、丁寧に仕上げたいと思っています。

人それぞれの価値観があって、どのような小説が良い小説かと言うことを、言い切るのは難しいのですが、私は、その本のページを開いていないときに、ついつい、その物語の登場人物や科白に想いを馳せてしまう、そんな小説に、少しでも近づきたいなあと思っています。

素材を貸してくださるアーティストの皆様、創作に有益な情報を提供してくださるサイトの管理人様、創作作品・小説検索サイトの管理人様には、心からの感謝を申し上げます。
素材屋さんは、素敵な素材ばかりで、いつもどの素材をお借りしようかと、迷ってしまいます。
創作に有益な情報を提供してくださるサイトの管理人様の知識の深さには、度々、驚かされ、有難く活用させていただいております。
そして、創作作品・小説検索サイトの管理人様には、作品に発表の場を頂き、数多くの方の眼に触れる機会を作っていただきましたこと、厚く御礼を申し上げます。
書き甲斐を、与えていただいたと、心より有難く思っております。

あとがきのページにまで来てくださった皆様、最後まで読んでくださって、本当に、本当に、ありがとうございました。

                             2019.6.12. 海子