トリビアの泉
06
419日 フジテレビ



番組内容 始め

東京の料理店
【店で料理に髪の毛が入っていたら彼氏がどういう対応をするか】

関西言葉のカップルA
<彼女が料理に髪の毛が入っているのを指摘。彼氏が店員を呼んで・・・>

(関西人彼氏)「これ何?これ何?」(テロップでは「これ何入っとんねん」)
(店員)「大変申し訳ございませんでした。すぐに作り直させます」
(関西人彼氏)「おかしいやろ。なぁ?」
(店員)「申し訳ございません」
(関西人彼氏)「謝るだけかいな。自分が謝ってもしゃーないやろ」

<店員が店長を呼んで、店長登場>

(店長)「申し訳ございませんでした。」
(関西人彼氏)「店長さん?ちょっとどないなっとんねん」
(店長)「作り直しさせていただきます。」
(関西人彼氏)「そら当然やけど」
(店長)「申し訳ございません」
(関西人彼氏)「謝るだけかいな。言葉だけじゃもう、ようわからへんわ」
(店長)「料金の方とかももう結構なんで」
(関西人彼氏)「これだけ?」

|
| 店長を呼んで
|
| 料金のサービスを要求する

というテロップが出る。

番組内容 終り

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番組内の関西言葉のカップルは、この一組だけではなく、三組あり
もう一組も声を荒げてクレーム。
残りの一組が、料理に髪の毛が入っていても抗議もしないで食事を続けるカップルであった。
(関西言葉のカップルB)

しかし、東京の料理店での任意に選んだ十組のカップルの観察で、
その内の三組が関西言葉のカップルというのはほとんどありえないことであり、
しかもカップルの顔を出していることからも、番組のカップルはいわゆる「仕込み」であることは間違いない。

その中で、比較的好印象だが影の薄い関西言葉のカップルBは、
声を荒げたクレームの関西言葉のカップル二組の「言い訳」のために出したことも間違いないし、
視聴者の印象に残るのは、やはり声を荒げた二組のカップルであることも間違いない。

フジテレビは、
【店で料理に髪の毛が入っていたら彼氏がどういう対応をするか】 という番組において、
ゆすり・たかり同様の反応を示したカップルを、「仕込み」で関西言葉のカップルに「演出」したのである。


【 トリビアの泉 】
プロデューサー
 宮道治朗
■AP
 坪井貴史
演出
 木村 剛
 塩谷 亮
制作協力
 日本テレワーク
 コラボレーション
制作
 フジテレビバラエティ制作センター

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