臨界事故報道  07330

「臨界事故隠し」ニュース概要
北陸電力 07315
東京電力 07323
http://art2.photozou.jp/bin/photo/2797857/org.bin?m=1185538918




この二つの臨界事故報道についても、例によって、
北陸電力と東京電力では報道量にかなりの差がある。

毎日新聞内検索
「志賀 臨界」    262
「福島第1 臨界」  44

産経新聞内検索
「臨界 志賀」     5
「臨界 福島第1」   1件 (表示は2件だが、うち1件は目次のページなので)

朝日新聞内検索
「志賀 臨界」     40
「福島第一 臨界」  1

読売新聞内検索
「志賀 臨界」     27
「福島第1 臨界」   4

志賀原発の問題発覚が1週間ほど早いといっても、
それだけでは説明できない報道量の差である。




次は、福島第一原発の第一報以降の、二つの臨界事故の報道量について。
ヤフーのニュース記事検索より。
志賀原発     13件 茶色
福島第一原発   6件  青色
http://art2.photozou.jp/bin/photo/2797873/org.bin?m=1185537086
http://art2.photozou.jp/bin/photo/2797874/org.bin?m=1185537089

これは、第一報以降にどれだけの続報があるかを調べた数字である。
したがって、福島第一の第一報はカウントしていない。

また、福島第一の第一報以前も取り上げていないので、
本来なら、日付の古い志賀原発の記事は少なくなるはずであるが、
それでも、志賀の記事は福島第一の2倍あるのだ。



つまり、東京電力福島第一原発の続報は、北陸電力志賀原発に比べて極端に少ないのである。




ヤフーについては、ヤフーの段階でも偏向表示をしているフシがある。
http://art2.photozou.jp/bin/photo/2797875/org.bin?m=1185334038

トピックスの分類名で、(赤いアンダーライン)
志賀原発のニュースは「北陸電力の臨界事故隠し」、
福島第一原発のニュースは「福島原子力発電所」。

福島第一の臨界事故隠しの分類名では、「東京電力」も「臨界」も「事故」も「隠し」もないのだ。




余談だが、読売新聞は志賀原発の臨界事故について、「商業軽水炉では世界初」という表現をした。
http://art2.photozou.jp/bin/photo/2816900/org.bin?m=1185537097
しかし、後になって、福島第一原発のほうが早かったということが判明した。

これについて、読売新聞は、
「福島第一原発臨界事故、商業軽水炉では世界初」という記事を掲載しないのだろうか。

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