フジテレビの意図的な違法行為

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交通問題のマナーを検証するという、キー局お得意の「自分のことは棚に上げた」、
あるいは「東京のことは棚に上げた」番組で、フジテレビが違法な取材活動を行ったようである。

<番組タイトル>     <カスペ!>
               交通トラブル100連発
               違反者に熱血芸能人が緊急直撃SP
<放送日時>       118日(火)19:0020:54
<企画>         浜野貴敏
<プロデューサー>   岡部太司
<構成>         森一盛、秋葉高彰
<制 作>        フジテレビ
               ViViA
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交通マナー撮影、信号柱に無断でカメラ…TV制作会社

警察に無断で信号柱にカメラを固定し、撮影したのは道交法違反(道路の不正使用)にあたるとして
大阪府警天満署が、フジテレビから取材を委託された東京都港区内の制作会社に警告していたことが12日、わかった。

同署などによると、9月12日夕、大阪市北区内の国道1号交差点にある信号柱の歩行者信号の下に
小型テレビカメラが粘着テープで取り付けられているのが見つかった。

調べたところ、フジテレビ系列で今月8日に放送されたバラエティー番組、
交通トラブル100連発 違反者に熱血芸能人が緊急直撃」の取材のため、
制作会社スタッフが9月10日に設置。
「大阪の交通マナーの悪さを検証する」として無人撮影していたと判明した。
フジテレビ広報部は「警察への届け出を徹底しているが、制作会社の取材で至らなかった」と陳謝している。
2005111332分読売新聞)


フジの番組制作で信号柱にカメラ設置

フジテレビから番組制作の委託を受けた映像会社が、大阪市北区の国道1号の交差点で歩行者用の信号柱に
無断でカメラを取り付け、道路を3日間撮影していたことが分かり、天満署は13日までに、
道交法違反(道路の不正使用)にあたるとして東京の映像会社と男性社員に厳重注意した。

同署によると、北区西天満6丁目の交差点で9月13日、歩行者用信号機の下に小型カメラが
粘着テープで取り付けられているのを通行人が見つけ、同署が翌日に確認した。

カメラは同月12日ごろから設置されていたとみられ
男性社員は「交通マナーの悪さを面白おかしく描く番組のために試験的に撮影した」などと説明
同署に謝罪したという。

同署は「公道上の構造物に何かを設置するのは道交法で禁じられており、
申請があっても許可できない」としている。
[ 2005
111309:16 速報記事 ]

(引用終わり)

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許可を申請したが却下されたか、または最初から許可が下りないことが分かっていたから、
無断設置に踏み切ったのではないか。

ちなみに、この番組で交通マナーの悪さを取り上げた地域は
大阪、札幌、埼玉、名古屋であり、いつものことながら 
フジの地元の東京は取り上げなかったようだ。

フジテレビは、他人様(ヒトサマ)の交通マナーを「面白おかしく描く」前に、
自社の違法行為を真面目に検証するべきである。

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