東京15才少年事件の報道について

東京の15才少年の両親殺害事件。
たいへん痛ましい事件であった。

それにしても、東京の事件はニュースから消えるのが早い。
特にテレビでは重大事件でもニュースにならないこともある。

昨年の小6同級生殺害事件と比べてほしい。
フェイドアウトするのが早すぎる。

興味本位で言ってるわけではない。

社員寮の管理をするというのは簡単な仕事ではないだろうが
それでも、夫婦住み込みで社員寮の管理人をしているにもかかわらず
なぜ中学生の息子が日曜・休日もなく家の手伝いをしなければならなかったのか。

母親もまたパートに出なければならなかったというのは、どういうことなのか。
父親は何をしていたのか。?

この不満が、少年の犯行動機の要因の一つになっているのであれば、
報道機関としては、当然、この親子の家庭環境を取材しなければならないのではないか。

現に、昨年の小6同級生殺害事件では、加害少女と被害少女の関係が
こと細かく報道されたではないか。

15
才少年の事件では、なぜ同じような報道・記事がないのだろうか。


11
7日追記
タリウム毒殺未遂事件では、容疑少女の部屋の様子やパソコンの内容などが詳しく報道されている。

先の小6同級生殺害事件やこのタリウム事件のように、未成年であっても加害者・容疑者のプライバシーよりも
報道が優先されるのであれば、なおのこと、東京の15才少年の両親殺害の事件に至るまでの親子関係の
報道量の少なさは異常なのである。

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