ひょっとしてAppleは、末期症状?


iPhoneアプリに対するレーティングが厳しくなりすぎている状況は、どうしてもAppleが自社純正ソフトの囲い込みに走っているような気がしてならない。使うほうとしてはレート設定などどうでもいいが、開発側にするとレート17+になると不利になるそうだ。

詳しいことは忘れたけど、レート17+によってアプリ開発の自由度が規制されるとのこと。
(Twitterのつぶやきをさかのぼってみたら、これでした→「17+でレートされたアプリのプロモコードが使用できなくなる 」)

もともとAppleは、純正アプリと競合するアプリは認めないらしい。

さて、iPhoneを使っていて、母艦となるパソコンとデータをやりとりするのに、MobileMeという純正のサービスがあるのだが、Googleとの親和性が高いので、MobileMeを敢えて使う必要性が全くない。
私自身は、もともとdot Macの時代から使っていたので、惰性で使い続けているが、Googleで代用できる機能がほとんどなので、このアカウントのために毎月1000円近くも支払っているのを疑問に感じ始めた。

というような状況で、Appleはようやく純正のMobileMe iDisk アプリを出した。が、いまさらという気もしないでもない。すでにサードパーティ製アプリ(MobileFiles)でもアクセス可能だったからだ。

いやいや、それにも増して、この時期にきて、Googleの最高経営責任者で、Appleの取締役でもあるエリック・シュミット氏が、Appleの取締役を辞任した。「辞任すべき最適の時である 」とスティーブ・ジョブズが述べているそうだ。

iPhoneアプリ内で自社ソフトに競合するアプリを配しているだけでは満足せず、プラットフォームとしてのiPhoneの多様性を自ら否定して、利益の囲い込みを図ろうとしている。

SONYやNTTに似てないか?


金 - 8 月 7, 2009   11:39 午後