電話不通でママはパニック


昨日(3日)8時くらいに帰宅するとママがいきなり「パニックやってん」といいながら、まだヒステリックな状態のまま訴えてきた。「電話がつながれへんねん」と言われて、受話器をあげると「ビー、ビー」という異常音がしていた。電話をかける事も受ける事もできない状態だった。

「また亮佑の仕業やわ、きっと」
きのう(3日)午後、家族は出払って亮佑が一人で留守番してた。2時には塾に行くと言っていたが、2時半に電話したらまだいたらしい。夕刻、ママと晃志が帰宅すると、電話が壊れていた。

「また亮佑の仕業やなあ」とママは思った。最近亮佑は洗面台にあるママの化粧品をいじって叱られていた。蓋を開けっ放しにしていたからすぐにバレたのだ。ママのものだけじゃくて、パパの文房具とかも何がどこにしまってあるかよく知っている。ときにはパパが忘れているものだって、亮佑なら知っているというほど、何でも物色しているのだ。というわけで、一人で留守番してたのをこれさいわいに、いろいろ弄くり回したにちがいない、とママは思った。

ところが小学校からの緊急連絡網だとかで急ぎの電話をたくさんしないといけなくなった。しかし電話は壊れて使えない。(ケータイつかったらいいやん、と思ったが)

うちの電話はケイオプティコムの光電話。NTTの電話は今は使っていない。IP電話の弱点はインターネットに障害があると使えなくなる点。まず家庭内のインターネット接続機器類(VDSLモデム、IP電話アダプタ、ルータ)を確認すると、ブロードバンドルータのランプが消えているように見えた。実は光電話とは関係ないが、念のため電源ケーブルを差し込み直しながら「うちの電話はIP電話やから、この機器類が電話不通と関係しているけど、電源ぬけてるやん」(実際には消灯してなかったかもしれないが)と言った。ついでに、VDSLモデムも光電話アダプタも電源再投入してみた。すると、

「電源抜けてるってどういうこと? なんでそんな機械が電話と関係あるの? どうしたら電源ぬけてるってわかるの?」

電源が抜けてたらランプが消える。そんな分かりきったことを聞いてくる。さらにこれらの機器が電話と関係するということを、いま初めて聞くかのように質問してくる。仮にそうだとしても、いまこれらの機器類が電話不通に関係すると再度説明したばかりだ。いま説明した事をそのまま「なんで電話不通と関係あるの?」と聞き返すのはママの悪い癖。

こちらは帰宅してネクタイも緩めていない状態。玄関でいきなり「ケータイ電源入れてへんでしょ」から始まって、矢継ぎ早に自分のパニック状態を訴え続けて、いろいろ作業をさせたあげくの果てに、いつもの悪い癖の質問をしてきたので、パパは切れた。「電源抜けてたらランプがつかへんねん!」

インターネット接続機器類の電源再投入が完了してもなお電話は不通だった。よく見ると光電話アダプタのVoIPとPPPのランプが消えている。もう一度電源再投入。しかし何度やっても同じだった。パソコンならつながるかもしれない、と思って接続を試みると大丈夫だった。しかしケイオプティコムのサポートページには接続できない。光電話の取説を出してきてサポートに電話すると混雑していて接続できない。この時点でようやくネット上のトラブルだと確信。

「亮佑のせいじゃくて、ネット上の機器の故障みたい。しばらく無理やな。」

それにしても「電話」が使えなかったらケータイ使ったらいいやん。そのためのケータイなんちゃうん?

9時頃、ユーザーサポートページに3時頃障害発生して今なお障害継続中というお知らせがようやく掲載された。NTT加入電話と同品質という宣伝文句を信じて乗り換えたが、このサポート状態はいかに? サポート電話にもつながらないし、サポートの意味ないじゃん。NTTはもっと復旧が早いぞ!

昨日深夜2時前にケイオプティコムからメールがあり、ネットも通信障害だったらしく、ネットは8時過ぎに復旧、電話は10時半頃に復旧ということだった。昨日ネットが生きているかどうか確認したときは、復旧した直後だったらしい。



日 - 12 月 4, 2005   01:41 午後