晃志の読書術


「ルパン対ホームズ」は実家から持って来た新潮文庫。リビングに放置しておいたら、なんと晃志が読んだという。ほんまかなあ。

堀口大学の訳。初版は昭和35(1960)年。なんとパパが1歳のときの本。もっとも手元の本は昭和48(1973)年の19刷版で160円。最近の文庫本より文字が小さいので読みにくいし、小学校では習わない漢字が多用されている。知らん漢字は飛ばし読みしたというが、そんなことすると話の筋も理解し得ない。

ほんまに読んだんか?
 さあっと見ただけ。
知らん漢字は?
 飛ばして見た。
どんな話やった?
 さあっと見ただけやもん。
話は知らんちゅうことやな。
(ママが、横から「ちゃんと堀口大学訳って書いてたよお」)

なんともずうずうしい奴ですね。読んでない本も夏休みの読書リストに入れている。
以前、アルフレッド・ノーベルの伝記マンガを読み終えて「ノーベル、出てこえへんかった。ずっとアルフレッドの話ばっかりや」とつぶやいた晃志。周りにいた家族が爆笑。アルフレッドがノーベルのことやでえと教えてあげる。ほんとうに内容理解しているのかどうか不安になる。ま、ギリシャ神話(里中満智子版)は結構理解してるみたいでけど。


土 - 9 月 10, 2005   09:43 午後