奥さんの紹介
→→花谷栄(はなたに さかえ)→→昭和40年6月2日生
昭和63年近畿大学建築学科計画部卒業後、ゼネコンにチヨコッと腰掛け、ログハウス製作現場で半年居候し、少しの間構造計算の設計事務所でアルバイトした後、結婚して旦那の仕事を手伝う事に。
結婚しても辞めたくなかった茶道(表千家)の練習に旦那様を連れて行き、先生の上手なおだても手伝って、一緒にお茶をすることに。
若い人のお茶離れはすごいので、私の老後のお茶友達を増やすべく活動中。(表千家の地方講師です)
伝統木造トラスの活動では施工図面・原寸図・墨付けを主にやってます。
建築に対する一言
小学5年の時の教科書にかの有名な「複合汚染」(著・有吉佐和子)の一文が載ってました。
すごく衝撃を受けて、食の安全について真剣に考えました。
「給食はどうなってるのか」と先生に質問して先生にきらわれました。
その頃は無農薬とか有機栽培とかの野菜は廻りになく、親にそれらの野菜を取り寄せて欲しいとお願いしたら「邪魔臭い」と断られました。
食だけかと思ってた安全の問題に実はもっとひどい「建築」が存在することに気付いたのは就職してからです。
ひどい有機溶剤と粉じんの渦の中の現場に一日たりとも居たくないというか、このままなら病気になってしまうと思いました。
結婚した時、この酷い作業現場から解放されることを願って安全な建材の情報を集め始めました。
今と違って平成元年頃はシックハウスとかVOCとかいう言葉も一般的でなく、また関心も低く、値段で振り向きもされない状態が続きました。
そんな中、仕事をしながら伝統木造とトラスについて学ぶ機会を得て、仕事そのものが設計がらみから、施工が主体の木造トラスへとなりました。
再び工事現場の仕事もする事になりましたが、私の関わる現場では身体に悪い建材は使わないことを誓って作業しています。
そこに住む人も作る人も安全な建物を供給していきたいと思っています。 |