五月の連休明け、例会の案内を戴いた。昨年12月、ちょっとしたアクシゼントで、右足くるぶしの上当たりで15cmにわたり骨折、くるぶしも無数に複雑骨折、という憂き目にぶち当たりました。 ほんと、2秒ほどの間で、「ルンルン気分」から「奈落の底に落ちた。」気分でした。 「人生、一寸先は闇、何が起こるかわからない。」と、よく言われていますが、まさにその言葉を体感した思いです。初めての入院、初めての手術(いま、チタンビスが2本入っています。)いろんな方々にお世話になりながら、ようやく、「山歩きに出かけてみようか?」と、思えるほどに回復してきました。 「お世話戴きました皆様、ありがとうございました。」 しかし、前日から雨が降り出し、予報では土曜日の午前中まで残りそうな雰囲気で、あえなく中止となりました。一抹の不安(階段下りが少しぎこちない。)もあり、それで良かったのかも知れません。 当日、目を覚ますと雨の音、「やっぱり雨やぁ、よかった。」、「久しぶりにゴロゴロしてよ。」っと、再び蒲団の中へ。しかし、一たん目が覚めているので、寝られない。 雨音もだんだんしなくなり、琵琶湖歩きにでも出かけようと、起き上がる。出かける用意をして玄関口まで出ると、また大粒の雨が落ちだしてきた。「うそー、さっきまでやんでいたのに。」、パソコンで天気予報を確かめると、昼から雨雲も通り過ぎる感じ、早昼を食べて出かける事にした。 当家0:30分発 ![]() ![]() ![]() ![]() 高島には、ガイリバー旅行村があること ![]() 「サッー、歩くぞ。」っと、気合を入れる。「一駅、約8km、1時間半ぐらいで歩けたら。」と、考えながら駅前から伸びているサイクリング道を進む。しばらく歩くと「48石仏像群」との案内看板があり、少し山中に入るように粟おこしのような舗装道路が続いている。 一人で心細いが、車で走っていたら行く事も無い処、せっかく、 ![]() 結局、山中でなく丘のような感じで、琵琶湖を見渡せる景勝地になっている。 琵琶湖岸まで出てくると立派な道標が設置されていた。 白髭神社まで後少し、よいしょ。こらしょ。 湖面に建ってある鳥居の中に、遠く ![]() ![]() ![]() それも、歩道ののところである。どこからやって来たのか。「歩道際の植栽へ戻してやろうか。」と、しばらく思案したが、「でんでん虫に任せるのが一番。」と、「踏まれるなよ。」と、声をかけて北小松駅を目指す。 そこへ、地響きがす ![]() 風がだんだん強くなってくる。帽子を押さえ、思わずしゃがんでしまった。立っていたら吹き飛ばされるような感じ。「なに、この風の勢い。すごいなぁー。」と、独り言。いきなり、風が吹いてくる。こんな事が3回起こりました。高架の湖西線がよく運行停止になるのを体感した思いです。ヨットが転覆し、死者がでたとかニュースで見聞きしますが、あんな風ならありうる事かとも思います。 そんな、こんやで、北小松駅に到着。午後3時50分。約8kmを1時間40分ぐらい。怪我をしてから初めてのハイキング。ゴルフで言えば1ランド。「6月からは素振りでも始めよう。」と思った俊丸でした。 |
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