少し足腰が弱って来ていると日頃思っていた矢先に、職場の方から山歩きの会があり、『入りませんか。』と、ありがたい言葉がかかり、入らせて戴きました。4月、5月は棄権しており、6月は念願の初トライ。 梅雨の晴れ間をぬって、某日、亀岡市の半国山に登って来ました。 会長さんの話では、ポピュラーなコースとの事であったので、安心しておりました。前日夜にはウキウキ・ドキドキ、台風の接近もテレビで報じられ、予報では曇り雨。しかし、朝、起きると真っ青の青空、天候が良すぎると心中思いながら、妻が作ってくれた爆弾おにぎりをリックに詰め、いざ、出発。 集合場所の京都駅へ。
京都発8:42亀岡着9:09 亀岡発9;15
宮川着9:40
スタート地点
案内看板
白い綿のようなのが卵です。
これから半国山を目指して、再出発。春にも登られた方が、「ここから登ります。」と、指差された先を見れば、「うそ−、こんな中に入るの。」と、声が上がったほどのブッシュ。仕方なしに続いて入ると、しばらくすると、足がふかふかする心地よい山道、太陽をさえぎる緑の樹木の中を20分、30分、息がだんだん荒くなり、額から汗がひたたり落ちてくる。 長い事、山歩きをしていなかった身に、しんどさが押し寄せてくる。「こんなの参加しなかったら良かった。」、「こんなしんどい思いして、あほちゃうかー。」と、後悔がシャボン玉のように、出来てはこわれる。 ついて歩かなければ。ハァー、ハァー、ゼィーゼィー、息苦しさがますます激しくなる。ようやく、頂上まで300mの標識。 後すこし。 ワァー、見上げるような登り道。 何とか登り終え頂上に。大声で「登った!!!!」と、叫びたい心境であったが、先客もおられ、早速、昼食。そよ風を受け、妻が作ってくれたおにぎりをほおばる。うまい。 梅干やしそのすっぱさが何とも言えないほど美味しい。 二人の方がコンロを持参されており、食後にコーヒーまで戴いた。
帰りの赤熊のバス時刻が午後2時30分との事であり午後1時に下山開始。
そのバスに乗り遅れると次は4時過ぎとの事で、皆さんのペースが上がって行く。山道が約1mぐらい、雨で侵食され、ゴロタ石だらけの川の中を下るような感じで、足を滑らしてこけたら怪我をすると、踏み下ろす足に力が入ってくる。20分ほど下ると、自然にひざが微妙に動き出す。これが、ひざが笑うと言うことかと、自分ながらおかしくなってくる。40分、50分下ると、大腿部裏側辺りがピク、ピク、引きつりそうな雰囲気。少し、休んでは下るの、繰り返し。2時半のバスは無理と思いつつ、迷惑はかけられないと必死の思い。「やったー。」