メカナイズドロボットのボディーをベースに約80%の金型を新調しました。企画開発には3年の時間を費やしました。おそらく20世紀中に作られた電動ロボットのなかでは、最高の品質の製品になること間違いないと自負しています。ブリキ玩具という名の工芸品とお考えいただければこのプロジェクトをご理解いただけると思います。
すでに発売を始めているアメリカ国内での反響は素晴しいもので、E-mailを通じてファンの絶賛を頂戴しています。
1956年に映画に登場したロビー・ザ・ロボットは、当時の大人も子供もその魅力的な造形の虜となった50年代を代表するキャラクターです。 このプロジェクトを発案するにあたり、私たちの最終目的は、日本の伝統的なブリキ玩具の製法を踏襲して、より本物に近いロビー・ザ・ロボットを作ることでした。 まず手始めにすでに当社で復刻販売していたメカナイズドロボットの金型の見直しから始めました。同時に、世界に7体しかない実物大のリアル・ロビーをアメリカから入手し、よりリアルな表現を追求ました。 最も重要な頭部のディテールについては、サックスバルブセパレーター、クーリングスロット、ウィグウヮグなどをブリキ印刷で表現。ドーム内の点灯するドームライト及びメカニカルブレイン。ニッケルメッキしたジャイロ、メカニカルサックスバルブ、ヘッドコイル等を立体で表現。頭部の回転スキャナーリング、ニッケルメッキのスキャナーフィン、4つ有るブラスティングユニット。ライトが点滅するボイスチューブ。スケールダウンされたボディーには、ハートボックスに収まる、スタードライブとジュネーブムーブメントデヴァイスが点灯。背中には、単三電池2本を収めるバッテリーボックスとスイッチを取り付けました。ボディーと足をつなぐヒップジョイントは、ボールが積み上げられた様なソケットレッグデザインとともによりリアルなでき上がりを印象づけます。足の裏の幅広のゴムローラーは、安定した歩行に欠かせないものとして特に採用しました。 特に注目すべきギミックは、ブラスターガンでしょう。歩行を停止すると、ガン内部の赤い電球が光りIC 回路が発射音を発し右腕を左右に振ります。 歩行しながらスキャナーリングが回転し、ドーム内のサックスバルブがピストン運動を続けるギミックはスムーズな作動をするよう改良を加えています。まさに新旧の装置を適所に配したブリキ玩具の新時代を代表する作品と言えるでしょう。 発案から完成まで優に3年の歳月を費やし、日米の多くの人材の協力でこのプロジェクトが完成したたことを付け加えておきます。
商品名:ROBBY THE ROBOT 商品コード:RT-01 SOLD OUT 高さ:330mm 胴体:プレス加工したブリキ板に焼き付け塗装 手:ゴム 右手にブラスターガン装備 単三電池2本。小型モーター動力により歩行します。 発売元:大阪ブリキ玩具資料室 TM & (C)1999 Turner Entertainment Co. |
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Last Update:
2023-09-29
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