レーザのお話

1.レーザとは

レーザ(Laser)は、Light Amplification by Stimulated Emission of Radiationの頭文字をとってつくった言葉で、人工的な電磁波の一種です。

2.電磁波といえば波長がある

波長として、0.2ミクロン(紫外線)から20ミクロン(中赤外線)の間のレーザ発信が可能です。

3.光線(蛍光灯、ネオンサイン、TV、稲妻など)とレーザーの違い

レーザ光線のよいところは、「指向性がよい、レンズでよく絞り込めるのでエネルギーを集中できる。そして、波長がほぼ一定で、干渉性がよい。また、非常に短いパルスが作れる。」などです。

4.レーザの種類

気体レーザ(ヘリウム・ネオンレーザ、炭酸ガスレーザなど)、固体レーザ(ルビーレーザ、YAGレーザなど)、各種半導体レーザ、エキシマレーザ、化学レーザ、色素レーザ、自由電子レーザなどがあります。

5.レーザの用途

パソコン周辺機器や家電製品をはじめ、光ファイバー通信のようなエレクトロニクス分野はもとより、レーザメスのような医療分野や、化学反応の利用分野、金属の切断、溶接、表面処理のような工業分野にも広く使われています。もちろん、各種の計測機器にも使用されます。


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