*自作「人生劇場」
        について


やると思えばどこまでやるさ〜」とよく鼻歌を口ずさんでいた平成18年頃は、地元の役をしながら資格を生かした起業を考えていた頃でした。
この作詞した漢詩は、実は歌の2番を意識して作ったものです。
 「あんな女に未練はないが、なぜか涙がこぼれてならぬ〜」と言ってもそんな相手がいたのではありませんが、男が家庭を持って何十年も生きてくれば、男性の方なら大なり小なり思い当たることがあるのではないでしょうか。何もかも飲み込んで歌いましょう、また吟じましょう。

 * 人生劇場                                             

 *読みと解釈

   天地誰か知らん   心事の行         今までの人生で苦労してきたこと誰が知っている
   てんちだれかしらん しんじのぎょう       のだろうか。いや自分しか分らないと思う。

   苦中楽あり 義情の常              苦しくても苦しいことを乗り越えていくことが、喜び
   くちゅうらくあり ぎじょうのつね         となるのは義理や人情の世界にはあることだ。

   男子の美学 君知識る無し           苦しいことを乗り越えていくことや、社会に貢献す
   
だんしのびがく きみしるなし          ること等の男子の美学を、貴女は知らない。

   朗朗の詩 人生劇場               別に、男子の美学を貴女に知ってもらおうとは思
   ろうろうのうた じんせいげきじょう       わない。ただ、朗朗と人生劇場を歌うのみだ。