【キーワード集】5 わたしたちなりにご説明させていただくと… キーワード目次へ 「女性プランナーは…」へ 直接発注について (オープンシステム) 新築・リフォームとも、一般的には、お客様から業者に工事を依頼します。 その業者は自社の職人、または下請け業者などを使い、工事を行うわけですが、 下請けの数を経れば経るほど(孫請け・ひ孫請けの状態) あいだあいだに支払う経費がかさんでしまいます。 そこで、お客様が直接それぞれの職人(または専門職の業者)に仕事を 依頼する、というのが直接発注(オープンシステムともよばれている)です。 確かに、一見すごくお得なシステムのように思うのですが、 次のような問題点があります。
もちろん、単独の仕事、例えば、ふすまやドアの交換、 壁紙の貼替だけ、フローリングの貼替だけ、といった場合は 直接発注されるのも費用的にはお得かもしれません。 しかし、 工務店にしてもリフォーム専門店も、ハウスメーカーも、 工事を請け負う会社というのは、基本的には「職人の手配や工事の管理」といった、 「段取り」の部分、また使う商品・材料の売買で利益を得ています。 そこで、職人や材料の選定・工事の流れを踏まえた工程組みなど、 段取りにおいては、やはり「餅は餅屋」にまかせるのが、 結果的には、お得ではないかと思います。 (この、「段取り」が非常に悪い業者さんが多いのも問題なのですが…) その上で、お客様もできる範囲で「段取り」に協力していただければ、 末端の職人さんが、仕事のしやすい環境となり、 腕をふるって、良い仕事をしてくれると思います。 キーワード目次へ HOMEへ 「女性プランナーは…」へ |