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私が突然変異した訳

実を言うと私も競馬歴12年近くになりますが、年間トータルでプラスに持ってこれたのは数えるほどしかありませんでした。ここ数年は負けっぱなしの状態で、典型的な負け組の一員でした。
しかし、ある事件を契機に飛躍的に実力が向上し、安定した収支を叩き出せるようになってきました。
その事件とは・・・・・・・・


スロット北斗の拳?

 
 昨年の6月ぐらいのことでした。いつものように競馬でメタメタに打ちのめされた私は、ある日、会社帰りに、ふと目に入ったパチンコ店に足を運びました。そして、当たり前のようにパチンコ海物語であっさり負けてしまい、家路につこうとした時、爆発的にブームになっていた、ある機械が私の目に飛び込んできました。 「パチスロ 北斗の拳」「これか、会社で評判になっていたスロットマシンというのは・・・・」、「話のネタに打ってみようか」あっという間に、何がなんだか、分からないうちに「ボーナス確定」の画面が・・・・隣のお兄さんが、「入ってるよ」。さっぱり分からない。店員に揃えてもらうも、ボーナス中の打ち方も分からない。隣のお兄さんに教えてもらうも、そこからが、連荘のラッシュ。 パチンコしか経験のない私には短時間で爆発的な出玉のスロットマシンの威力を思い知らされました。


スロット業界と競馬業界の驚くべき酷似

 
 そこから、しばらくの間、パチスロというものを勉強しました。設定?RT解除?天井?2枚チェリー?モード移行?前兆?何のことだろう?専門誌やサイトで調べました。調べている時に気が付きました。「競馬といっしょだ・・・・・・・・・」。
初心者には全く理解しがたい専門用語の羅列の情報誌は、専門用語と記号をぎっしり詰め込んだ競馬専門誌と全く同じでした。

更に言うと、業界構造も酷似しています。ファン層の増加が頭打ちし、完全な負け組と勝ち組に2極化されている点。毎回負けている人もいれば、競馬界と同じく、やはりこのスロット業界にも「プロ」と呼ばれるような人がいる。競馬予想会社と同じような胡散臭いスロット攻略法を提供する情報会社がある。そして決定的に似通っている点は「結局は客と客とのお金の奪い合い」という点でした。
店に設置してある台の中で良い設定の台を見抜き、ライバルに先んじて台を抑え、徹底的に勝負する。

 言葉では理解していても、実際にはまったく解っていなかったことが解りました。負けたことを店のボッタクリ営業の責任にし(プロは店選びが最も重要と口を同じくして言う。馬券プロがレース選択が大事というのと同じように)、レースで負けたことを「JRAは敵だ」と訳の解らない理屈を並べ、責任転嫁する一部競馬ファンと同じように。

スロットで生計を立てている「プロ」と呼ばれる方を観察しました。彼らがいかに、どのような根拠で、店、台選び、資金投下をしているのかを。勉強になりました。彼らのプロとしての立ち回り、意識、勝負勘などを見ているうちに私自身の競馬レベルがどんどん上がっていくのが解りました。片っ端からプロスロッターのサイトを見回りました。半端じゃない努力の後がうかがえました。[何でこんなに努力しているんだ?」と思いました。機種の特徴を把握し、店の下見を何度も繰り返し、自分の打つにふさわしい台を徹底的に探し出す。競馬で前日や当日に競馬新聞を買って、予想記者の印を参考に馬券を買っている一般の競馬ファンとの違いは何だ?と思いました。彼らのサイトを一度覗いてください。彼らの立ち回りに驚愕します。
しかし、それに比べれば世に蔓延る有料競馬予想サイトの程度の低さはなんでしょうか。いくら出した、いくら勝った、など何の参考にもなりませんが、それを大々的に売り出しているのが、有料競馬予想サイトの大半です。読み手にとって、「何故、その馬券に到達できたのか」という過程を詳細に記したサイトは私が目にする限り、ほとんどありません。意識的に極意を隠しているというのなら理解できるのですが、読んでいてもさっぱり自分の役に立ちません。買い目の提供と「高配当当たりました」のド派手な宣伝文句の羅列ばかりです。

人に頼る前に自力で予想できる能力を磨く


的中と高配当を売りにする競馬予想サイトがあったとします。競馬新聞でもいいでしょう。競馬予想ライターでも、予想家でもいいでしょう。実際たくさんあるでしょう。そのサイトや人の予想を信頼し、あなたはいつも馬券を購入しています。しかし、ある日突然、信頼していた人が、サイトが、新聞が、情報会社が予想家稼業を廃業しました。あなた、どうします?ほかに乗り換える?いつまで人に頼り続ける「しょぼい人生」を送るのですか?私が予想を公開しないというスタンスを持つにいたったのは、このような理由があるからです(もうひとつ、致命的な理由があるのですが、それはおいおい解ってくることでしょう)。人を頼りにして外れた結果が「自己責任」では、やってられないでしょう。


ある程度の実力になれば、その人がどのくらいの予想能力や買い目作成能力を持っているのかが解ってきます。私はたまに競馬場に行きますが(電話投票や在宅投票がメインの方もぜひ、競馬場に足を運んでいただきたい)、いろんな人がいます。そこで自分よりも優れた予想根拠を持っていると思われる方を探してください。自分よりもしょぼいと思われる人を探してください。その数の大小があなたの馬券力のレベルです。少しずつでも自分よりも格下の「予想家」を増やすように地道に努力をしてください。ある程度のレベルにはすぐに到達できます。ヘボイ私が1年足らずで爆発したのですから。

最低限のレベルに到達するにはそれなりの努力が要る

 


今現在の私は、1,2週間に1レースぐらいしか馬券を買っていません。熱心な馬券ファンなら考えられない購入レース数の少なさですが、1レースにかける予想時間が軽く10時間以上を越える私の予想スタイルでは、1週間1レースが限界です。今では年間トータルでは絶対に負けないというプライドを持っている私ですが、そんな私でも、競馬で資産を築いたり、株や不動産に手を出すまでにはいたっていません。まだまだ努力不足ですし、もっと上手くなりたい、もっと成長したいと思っています。このホームページが私自身の活力材になれば、と思いますし、「基本的な予想ノウハウ」をお持ちでない、初心者の方や、年数を数えるだけで一向に向上しない競馬中級者の方には多少なりとも参考になる部分があるのではないか、と思っています。私自身がそうでしたから。さあ、はじめましょう。

当日までにしなければならないこと

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