eoさんの旅ノート
出港〜マウイ島1日目 マウイ島2日目〜ハワイ島コナ ここ

ハワイ諸島クルーズ  プライド・オブ゙・アメリカ号で

カウアイ島 〜 帰国

船6日目 2011年4月14日 カウアイ島1日目

 朝、船はカウアイ島ナウィリウィリに停泊。
 私達は、ショアエクスカーション「ワイメアキャニオンツアー」に参加するので、8時半に集合、いつものように大型バスで出発。

 バスの車窓から眺めるだけでも、カウアイ島は緑に満ちた島だということを感じさせる。

 高い山ではないが、山は多い。
 ごつごつしたような畑地が続く。さとうきび畑…今では殆どがコーヒー畑になっている…だそうだ。きちんと区画されているわけではなく、荒れたような感じもあるが、人を拒むような荒々しさがないのは、天候が、暖かく、光がやさしいせいもあるかも知れない。

潮吹き岩  

 ここカウアイ島はハワイでも人気の島で、世界中のセレブの別荘が建っているそうだ。なんとなく分かる気がする。

 島のサウスコーストに出て、途中、”潮吹き岩”という名所に寄った。
ワイメアキャニオン 

 再びバスに揺られ、ワイメアキャニオンへ。

 ワイメアキャニオンは”ハワイのグランドキャニオン”といわれている。

 ”○○の□□”と言われる名所がよくあるが、大抵は、”□□”の二番煎じ以下なので、”ハワイのグランドキャニオン”と聞いていても、正直なところ、それほど期待していなかったのだが、展望台に立って見て、嬉しい期待はずれ。

 渓谷のダイナミックさは本物のグランドキャニオンに負けていない。本物と違うところは、ここの渓谷が緑で覆われているところだ。本物ほど大規模でも広大でもないが、しかし、グランドキャニオンの渓谷の一部を切り取ってここにもってきて緑で覆ったら、こんな感じだろう。素晴らしい。

 船に戻り、午後、昼食を済ませてから、水着の上にTシャツ等を着て、船乗り場から徒歩で5分ほどのところにある海水浴場に行ってみた。海水浴場といっても、浜辺にあるホテルのビーチといった感じだが、誰でも利用できるようだ。

 海に入ってはみたが、波が高いので泳ぎにくい。浮き輪などあればもっと楽しめただろうなと思う。

 ハワイの海はどこも美しい。そして、どこも波が高い。ハワイの海を楽しむなら、サーフィンをするのでなければ、浮き輪など用意した方がいいかも知れない。

船7日目 2011年4月15日 カウアイ島2日目

 今日午後に船は出港する予定。カウアイ島の北岸にあるナパリコースト周辺をまわって、その後、船は帰路へ、オアフ島ホノルルへ向かう。

 ナパリコーストはこのクルーズの見所の一つ。日本人コーディネーターMさんから「ナパリコーストを眺めるのはバルコニーではなく、是非、最上階の外デッキで見て。スケールが違います。バルコニーから眺めるのでは、あのスケールが分からない」というアドバイス。
 昼食を済ませると、最上階の外デッキに出て、ナパリコーストを眺めるのにいい場所を探して歩き、13階のデッキに場所を確保。
 船が出港し、ナパリコーストに向けて進み始めると、ここ13階のデッキも次第に人で埋まるようになってきた。

虹  

 海と空の間に虹がかかった。ほっそりとした、美しい虹だ。

 ”カウアイ島の虹”もカウアイ島の名物の一つだそうだ。見られてよかったな。

ナパリコースト
 ナパリコーストでは、船はゆっくりゆっくりと動くので、じっくりと眺められる。さすがに、素晴らしい景観だ。
鯨  

 「ここに、鯨でも現れれば言うことないのになあ」なぞと言っていると、
 なんと、なんと、鯨が !!!
 姿はほとんど見えないが、噴き上げる潮でわかる。鯨もゆっくり泳いでるようだ。
 鯨が噴き上げる潮が、消えては現れ、消えては現れ、そしていつか、見えなくなった。

船8日目 2011年4月16日 ホノルル そして 帰国

 朝7時過ぎにホノルル到着。船で朝食を済ませ、9時前には下船。

 私達の帰国便は、この午後、1時過ぎの飛行機だが、間に合うはずだ。
 私達のような個人参加の客には、それぞれの予定に応じて、Mさんが細かく案内をしてくれる。
 Mさんは私達をタクシー乗り場まで案内、Mさんがドライバーに「空港まで」と指示。帰国便には、ゆっくり間に合った。

 天候にも恵まれたし、いいクルーズ旅行でした。正直、予想以上でした。

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