eoさんの旅ノート
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   チロル・ハイキング    オーストリアの氷河や野花  など、など

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セルダン 続き

2018年7月17日

 今日は、エッツ谷最奥の町オーバーグルグル Obergurgl へ行き、Obergurgl Kogel Bahn からゴンドラを乗り継いで、展望台へ来た。ここは国境線上にあり、向こうはイタリア(ドロミテ)。
風景  

 素晴らしい展望だけれど、天候があまり良くないし、風が強い。
 オーバーグルグルへ戻り、次はバスでティメルスヨッホ Timmelsjoch へ向かった。
風景  

 ティメルスヨッホは国境の町だが、町というより、ただのバス停留所である。
 展望台らしいものもある。観光客も少しはいたが、
 場所としては、ただ、ひなびた、だけのところという感じ。
    いや、さびしい、と言うか。

 それにしても、この十字架、どんな意味があるのだろうか?
 午後3時過ぎにはオーバーグルグルの街へ戻った。

2018年7月18日

 午前9時頃には、またオーバーグルグルへ行った。Hohe Mut Bahn オーバーグルグルのゴンドラリストで Hohe Mut へ上がる。

 ゴンドラリストを降りて、すぐの高台に上ると、素晴らしい景観。
 天気は上り坂。こんな景観の良い所では、天候の条件も大事だということがよく分かる。当たり前のことだが。 風景

 まわりには、高度3000m級の山々がずらり。大半が、山頂を氷河で覆われている。

 しばらく、この景観を楽しんだ。
 そばに日本の旅行社のツアー団体の2,30人ほどがいて、久しぶりに日本語を聞いた。

 写真の左寄りの(氷河ではない)尖った山の中腹?に山小屋?があるらしく、その茶店を目指して、大勢のハイカー(登山客というほどの装備ではない)が登ってゆく。私達も途中まで登ったが、大変そうなので、途中で引き返した。時間がゆっくりあるなら登るのもいい。
風景
 

 ゴンドラリストの降り場の近くにレストランがあったので、展望の良い席に座り、昼食をとった。

 その後、下の街オーバーグルグルに降りた。

 再びバスで、昨日も行ったティメルスヨッホへ行った。昨日は天候が思わしくなかったからだ。
 天候は昨日よりは良かったが、さびしい所という印象は変わらなかった。

2018年7月19日

 今日はインスブルックへ移動するが、ここからインスブルックへはそんなに遠くないので、午前中は、セルダン最初の日に天候が悪く"撤退"したティーフェンバッファ氷河を見にゆく。今日は好天なのだ。
 Tiefenbachbahn ティーフェンバッファのゴンドラリフト駅の展望台から後ろ面(西)を見たところ。
 最も高い山は Weisserkogl ワイセルコグル?3407m ↓
風景

風景

 ゴンドラリフト駅から前面(東)を見たところ。3000m峰がずらり。全面、スキー場。↑ 

 昼過ぎにはセルダンに戻り、朝、荷物を預けておいた宿に行き、荷物と共に下の街に送ってもらった。

 セルダンからエッツタール駅までバス、エッツタールからインスブルックまで汽車で。午後3時過ぎにはインスブルック駅に着いた。

インスブルック

風景
 ホテルは?…… Hilton innsbruck を予約してたのだが、確か、ホテルの名が変わったとかナントカ。名が変わったのに、変わった名そのものを覚えてなかった。そこらへんを歩いている人に教えてもらって、AC ホテル バイ マリオット インスブルック AC Hotel by Marriott Innsbruck にたどり着いた。やれやれ。確かに、予約リストに私達の名が載っていた。
 ここらあたりは午後10時頃まで明るいので、インスブルックの街中をのんびり歩いた。
 中央に見えるのは凱旋門。女帝マリア・テレジアが息子レオポルト2世の結婚を記念して建てたもの。

2018年7月20日

 インスブルックでは、宿のサービスとして乗り放題券はないので、インスブルックカードを購入した。

 ゴンドラで街の南側にあるパッチァーコーフェル Patscherkofel に上った。

 見晴しが素晴らしい。インスブルックの街の全景が見渡せる。

風景

 小雨が降る等、天候が崩れたし、ロープウェイで街に戻った。晴れたり、降雨だったり、天候は不安定。
 その後、ハプスブルグ家の王宮に行ったが、「写真はダメ」で写真無し。
 この後、市内観光のバス SeightSeer に乗り、市内観光も兼ねて市内をザッと回ったが、そのバスで、1974年冬季オリンピック・インスブルック大会で使われたジャンプ台に行った。
 ジャンプ台そのものはあんなものだろうが、高いところにあるので、その展望台からのインスブルックの街の展望は素晴らしい。パッチァーコーフェルからの展望よりも、こちらの方が広く見えている。 風景

 その後、ケーブルカー、ロープウェイを乗り継いで、街の北側にあるハーフェレカー Hafelekar 標高2334m に行った。
 そこから見えたノルトケッテン Nordketten 連峰。↓
風景

2018年7月21日

 明日ウィーンから日本へ帰るので、今日は、ここインスブルックからウィーンへ移動。
 移動だけなので、景観が良いといわれる汽車路線を通っていく。

 朝8時21分インスブルック発IC515で、13時29分ロエベン Loeben 着。IC518に乗り換え、14時31分ロエベン発、15時11分ゼルツタール Zelzthal 着。ゼルツタール16時44分発、クラインライトリング Kleinreitling 18時01分着。
 ここは景観がいい路線の一つと聞いていたところだったので、撮った写真をスライドショーにしました。写りはあまりよくないけれど。

走る列車の窓ガラスから、飛ぶように流れて見えた景観です。見にくいのはご了承を。       (写真7枚)
 
チロル

 実は、この先でも写真を撮るつもりだったのだ。しかし、間違った! 間違ったのは写真ではない。間違ったのは乗った汽車だった。今乗って来たばかりの方向へ行く汽車に、また、乗ってしまったのだ。バッカみたい、といってもしょうがない。やはり疲れていたのか。
 最初の駅で降りて、駅員に親切に教えてもらい、ウィーンには夜10時過ぎに着いた。

2018年7月21日

 ホテルの前にある公園散策でもしようと思っていたけれど、昨夜遅かったし、荷物も作らなければならないし、で、結局どこへも行かずに、昼頃、国電で空港へ行った。
 14時30分ウィーン発、途中バンコクで乗換え、関西空港へは翌日午後3時55分に着いた。

 今回もいい旅だった。いや、実は予想以上に、いい旅だった。
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