12/04

最近は日記というほどではないですが更新が増えています。ネタがあるいうことで、これはいいことなのでしょう。

東京でのライブ・サポートの日程は

13日が、    Aoyoma Cay
14日が、     Roppongi liquid rooms

ということになりました。

京都の新風館のライブは12月20日で決定しましたが、開演6時の前にリハをしています。オープンエアなので
公開リハになりますが、実質は1日2公演っぽいですね。(笑)

で、スイッチですが無事完成いたしました。てんぷらハンダや断線など初歩的なミスに翻弄された製作でしたが、
一部表示の不具合を除いて完動しています。現在は安定度を試すため一晩灯を入れっぱなしにしています。

あとはリバウンドコントロール用のバネの到着を待つだけです。これはOリングがなじんで気密度が上がって
リバウンドスピードが落ちてくるために必須の部品です。現在はスプリング無しのため、感度はかなり低めに
調整してあります。感度調整法はいたって簡単というか、ある意味トリッキーです。

要するに王冠様の遮蔽キャップの内側にシールを張り、アルミ面の乱反射を押さえつつ、0.1mm単位でセンサの
感知する距離にあわせて反射面を調整するわけです。精度的な問題もあってセンサの感度やセッティング面の物理的な
距離は均一ではありません。そこで、一個一個の調整が必要になるわけです。



11/23

本日ようやくスイッチの1/2が完成しました。とりあえず、16ch分は作ったので現在のライブの必要を満たす仕様は
完成したことになります。H8の新型ヴァージョン3052の初の導入はすんなりと行きましたので、運が良かったと思っています。
導入の点で気をつける点は大まかに言うとRAMのアドレス周りと、SCIのデータレートの再設定くらいでしょう。
特にデータレートはクロックが16Mから25Mにスピードアップしているので必須です。定数を「15」から「24」にあげる
ことで、解決しています。RAMの容量が二倍あるので、MIDI入力のバッファリングは相当楽です。

スイッチは運用試験に入っていますが、引き続きもう一台も製作中です。センサの外乱光シールドをフローティング
する方法として、Oリングを試みましたが、これがNG。戻りのスピードが遅くて使い物になりません。そこで、
結局は古典的なサスペンション的な設計に変更することにしました。シールド(王冠のようなもの)の内側のスペースに
コイルバネを入れてその半力でリリース時のスピードを確保するという作戦で、試験は成功しています。問題は
チューニングですが、これは演奏して精度を出していくしかないでしょう。




11/05

ライブの詳細です。12月20日京都烏丸御池・新風館にて行います。当日はEnglandから来日しているGreg Hunter氏
とのジョイントもあります。ほかに、学生時代に行っていたコラボレーション、Kesaran&Pasaranが復活します。これは
しまざきゆうこ氏との協作で、粘土の形をセンシングして音を出すおもちゃ?です。日中はこちらの作品を展示します。
作品(システム)を使ってオーディエンスの方は粘土による音の作成を体験することができます。
演奏は午後6時頃からスタートする予定です。入場無料です。

なお、当日は初のオリジナルCDを発売予定です。

Gregの東京公園は12月14日ということしかわかっていません。(苦笑)こちらはフィックスし次第こちらか、掲示板に
報告いたします。

スイッチシステムの開発は止まっておりますが、筐体の外形は完成していて美しいです。センサ部は16ch分が完成、
残りを現在アセンブル中です。肝心のH8周りですが、コーディングはすんだものの未だ実験には至っておりません。
今週中にこちらも完了しなければ。12月当日に32chのスイッチを導入するのが夢なのですが、、、、。

AudioHologramのアプリケーションはある程度煮詰まったようです。今後はミュート系で小変更がある程度です。
スイッチとの整合性があるので、現時点ではあまり動けないのが現状です。あと、MotorMixをコントローラーとして復活
させています。スイッチの不足分はある程度こちらでカヴァーすることになるでしょう。



10/11

サボりすぎで、2ヶ月目の更新です。
その後の改良が進んでMIDIデバイスのコーディングはまとまってます。ただ、ハード的な煮詰めが未だに進んで
いません。最新版のH8,3052用のマザボを組んでないので作業はここで停止しています。

KYMAで構築しているサウンドシステムはVer.14まであがっています。変更はグラニュラ-ディレイ周り、およびコントロール系
についてです。特にグラニュラ-はA/Bたすきがけ運用による遅れ時間の解消、及びRAMレコーダーのレコーディング
コマンドのクロック制御と大幅に改良が進みました。レコーディングのタイミングを正逆2相のクロックで制御し、クロック
の供給をストップすることで、グレイン成分をフリーズすることも出来ます。残された課題はインデックスポインタシステム
のスリム化ですが、これは難しいです。発想の転換を行わない限りこれ以上DSPの消費を押さえることは出来ないでしょう。

懸案になっていたシステム及びパフォーマンスを含めた名称ですが、Audio Hologram / Orbital Maneuvering Music
ということで、落ち着きそうです。日本語には訳しにくいですが、立体音響・軌道を描く音楽 というところでしょうか?

現在、ライブの計画が進行中です。友人のGregHunter氏が12月中旬に来日します。それにあわせて京都でギグを
行います。期日は12月20日を予定しています。場所は京都烏丸御池の新風館です。地下鉄烏丸御池2番出口をあがった
NTTの真横と言うかなり良いロケーションなのですが、オープンエアなのが最大のネックです。寒そう。開演は7時ですが、
それまでのリハもオープンですから、終日衆人環境にさらされることになります。(汗)

Greg氏のサポートで東京地域を廻りますが、こちらのスケジュールも決まり次第お知らせいたします。


8/18

結局昭和音大のレクチャーは知人相手でした。ううむ、狭い世界だ。で、ここんとこなりを潜めてたのはKYMA
Live用のデバイス開発が終盤を迎えているからなのですが、(プログラミング開始は結局1週間遅れました、、、)
とりあえずMIDIデバイス用のアセンブルプログラミングはなんとか終了。現在ハードのまとめに入っています。
H8はシロートでもなんとかいじることができるデバイスですったもんだの挙句ようやく形になったのですが、
肝心のデータをまとめる部分はN村氏の協力で何とかなったので、ホント助かりました。ここまで作ってたら
それこそ完成は来年の今ごろ(冗談ではなく)だったでしょう。僕の仕上げた部分は大まかに言ってややこしい
ccやpgmのスイッチごとの切り替えと番号振り分けのところで、これって使う人間以外は理解しにくい仕様だと
思います。ハードとソフトをまとめて開発できるツールとしてはとても強力なデバイスだと実感できました。
ただ、内部的には8ビットのマイコンだということを忘れがちになってしまい、スイッチ分のデータ幅32ビットの
情報をどう扱うかで相当悩みました。結局異なるバイトとロングワードというデータ幅の混在を解消することで
問題を解決したのですが、このあたりの実況などやっていたら面白かったかもしれません。初心者のあがきと
しての資料性もあるかもしれないので、忘れないうちに文章にしておくことにします。

最後にデータテーブルの使用を示唆していただいた横浜のA川氏に感謝いたします。


7/23

まだフィックスしていませんが、昭和音大でKYMAのレクチャーをするかもしれません。8月末が期日なので
相変わらずスイッチを作ってるはずなんですが、チャリとかいじってしまっていて本日もおサボりです。
仕事でぼ〜っとしているときほど頭が冴えるとい不思議な現象が起こり(苦笑)昨日の仕事中にとんでも
ないバグを見つけました。しかも、これはシステムのハードウエアに関するものだったので、設計を
変更する必要が生じてしまい、拙い状態です。具体的にはスイッチの特性を2状況しか用意
していなかったのが問題で、オルタネイトとアンラッチ以外にプログラム選択用のモードつまり、
最後に押した奴だけオンになるという、一般的な仕様の追加が必要になったわけです。これ以上マイコン上に
ポートを増やすわけにもいかず、仕方が無いので基盤を一つ増設してリセット用の回路を組むことに
しました。D-FFを使って、スイッチの状態をラッチ・リセットする簡単な回路なのですが、思いつくまでに
3時間も掛かってしまいました。これで問題がフィックスされればよいのですが、、、、その分プログラ
ミングは遅延するのでありました
、、、、。
自分でへたくそなプログラムを組むのにはかなり躊躇していたのですが、視点が変わると仕様の拙さが
見つかるもので、トータルにモノを見ることの必要性を実感できました。ただし、今週中でものになるの
か?心配ですが。



7/20

最近はスイッチボックス製作に傾倒しており、KYMAのプログラミングはお留守の状態です。(苦笑)
完成は8月末日の予定ですが、こちらは渡英しておりタイミングを外してしまってます。
現在の問題はセンサ受け周辺のプログラミングです。CCとPGMのいずれかにスイッチ特性をプリセット
したいのですが、仕組みが煩雑になりなかなかうまくいきません。センサ部分の製作も止まっています。
本日は現在のスイッチシステム(iCubeによるMIDIスイッチ)のプログラムチェンジ信号発信パーツ
であるTECH21NYC製のMIDIMOUSEの故障修理を行ってました。プログラム・チェンジのナンバーが
アップできない現象で、バラスと直るという謎の現象。基盤を見るとPICによるMIDI信号ジェネレート回路で
電源消費を抑えるためにスイッチアクションをきっかけに通電時間の時定数を持った電源を投入。
一定時間電源を供給した後スリープするというものです。怪しいのは電源投入時のリセットだと睨み
4ピンのリセット端子のハンダつけをやり直したところ今のところ安定動作しています。天麩羅ハンダ
とは情けない、、、、。


6/07

去る5月31日に東京青山円形劇場にてサポート業務を行いました。
内容はKYMAによるマルチチャンネル作品の提供で、自然音の合成をメインとしたコラージュ
作品です。5ch分のデータを後日アップします。


4/20

タイムライン化した演奏システムですが、問題なく動いているようです。最近の変更はシーケンサに
キー(コード)チェンジ機能を持たせたことくらいでしょうか?VCSを積極的に使用する前提で、
シーケンサの設計を変更していますが、使用には若干の注意と慣れが必要です。

さて、機能上は問題なく稼働しているスイッチですが、ここに来てその設置の煩雑さと展開面積
の大きさが気になり出しました。そこで、以前から計画していたスイッチマトリックスボックスの
製作にようやく乗り出すことになりました。箱の素材はアルミです。これは重量面では問題がある
のですが、スイッチアクセス時の箱鳴りを防止するため仕方のない選択です。プラスチックでは
パコパコと盛大に音がするのです。また、機械式プッシュスイッチも同様な問題を抱えているため、
今回は光センサを使った距離スイッチを使用、スイッチノイズの軽減を目指します。

スイッチデバイスにはHBCS-1100を使用。これはHP製のバーコードリーダー用反射型フォト・
インターラプターです。この素子を距離センサとして使用、フットアクションを検知します。
懸案の証明などによる外乱は殆ど影響なく、単価1000円と高価ではありますが、実用にたる
優秀な成績でした。問題はセンサの出力を受けるコンパレータなどリニアシステムのデザイン
です。現在Maxim社のシュミット入力コンパレーターのサンプルを発注、到着を待っているところ
です。

MidiデバイスのためにプログラミングはT大のN氏に依頼しています。一方、筐体はH工大の
Y氏に製作を依頼しています。今回のセンサプロジェクトは両氏とのコラボレーションになりました。


04/01

半年ぶりの更新です。
先月まで一ヶ月あまりアメリカに滞在していました。滞在の最終週はイリノイのSymbolicSound社
を訪ねてきました。Ver.5.18 あたりから program change 信号でVCSのスクリーンショットを
切り替える事が出きるようになっていたのですが、一部のカウンタなど特殊な用途のために組んだ
Soundがきちんと動かないバグを発見、目の前でフィックスしてもらいました。その他、タイムライン
の使用法などいろいろと学んできました。タイムラインは使いこなす自信がなく、使用には抵抗が
あったのですが、通常のSound編集よりも多数のオブジェクトをスマートに構築し、従来よりも
DSPの消費を抑える事が出来ます。また、Panオブジェクトの配置も不要で、タイムラインの
ウインドウ内で各トラックのパン・コントロールが可能です。その他、従来大きなDSP消費を必要
としたFeedbackオブジェクトの代わりに、より消費を抑えたオーディオバスが使用可能になります。
具体的に説明すると、Timelineはオブジェクトを任意のトラック数で配置することが出来るため、
Capy本体へのデータ読み込みのタイミングをこちらである程度コントロールすることになります。
従って、以前よく使っていたDSPの強制アサインオブジェクトforcedDspAssignmentを使う場面は
かなり少なくなります。逆にこのオブジェクトを使うとトラブルが発生する場面も多く、今までに
得たSound構築の経験は生かせません。コンパイル及びダウンロードにかかる時間は2分弱で、
Soundファイル自体をコンパイルする事に比べると相当に時間を食いますが、各オブジェクト毎に
容易にパンコントロールを行えたり、使用スピーカー数を簡単に切り替えたりシステム設計・変更の
自由度は飛躍的に向上します。マルチスピーカーシステムを使用するユーザーとって、必須のツール
になりそうです。

U.S.ではコンパクトなフットスイッチのケースを開発していました。これは現在使用している
スイッチ群を一つにまとめる形になります。各スイッチには光センサを使い、距離を検出する
ことで、スイッチングを行います。問題は自然光による外乱で、これをキャンセルする方法を
模索しています。内部的にはAKI-H8を使ったマイクロ・コンピュータを使いMidi信号を出力します。
ただし、アセンブルプログラミングのスキルは僕にはなく、友人の協力を仰いでいる段階です。
自分でも資料を漁ってみたのですが、探し方が悪いのか意外と見つからず、ただ今苦戦中です。


11/28

10月12日から2週間イギリスとドイツを廻ってきました。以前からWallStreetの重さには
辟易していたので、この際ということでThinkpads30を購入しました。ところが、このPC
のウイザードがどアホで、インターフェイスカードを認識せず、認識に要した時間は延べ14時間。
かなり頭に来ました。原因は自動的に走るハードウエアディテクトアプリが欠陥で、これが
走ったら即キャンセルし、今一度手動でハードウエア認識を行うことで問題を解決できます。
KYMAファイルの移植は簡単で、問題はありませんでしたが、拡張子をつける必要があります。
あと、sd2ファイルは全部駄目。やはりWindowsはアホです。

イギリスにはシュトックハウゼンのイベントを見に行ったのですが、初日にはたまたま友人になった
Greg Hunter氏のコンサートをサポートすることに。で、到着後翌日にいきなりユニオンチャペルで
ライブでした。今回はMotorMixを持ち込んだのでかなりラクチンにギグを行えました。その後は
ドイツのミュンヘンとケルンを廻りました。ケルンではkhmを訪問してKYMAをいじりましたが、
フル拡張ではなかったため、自作システムは走りませんでした。残念。

で、26日付でFirewireインターフェイスが発表されました。12月には出荷される模様です。
筐体への改造は必要なく、インターフェイス本体はVHSカセットサイズになるようです。



8/14

10日の朝メイルを読むと、いきなりSymbolicからのサポート依頼メイルが届いていました。
内容は群馬県武尊でお行われるイベントに参加しているイギリス人アーティスト GregHunter 氏
へのサポートで、KYMA用のPCIインターフェイスカード調達というものでした。バックアップに
ラップトップG3を持ち込んだのは正解で、コンフリクトなどの問題からギグ当日はLogicが走る
メインのG4デスクトップとKYMA用のラップトップという構成でライブに望みました。
とりあえず、ライブはこなせましたが、フィードバックのコントロールなど多少の問題が起こり
ました。貴重な体験が出来ましたが、エンジニアモードは程々に。(苦笑)


8/8

5日の浜松ライブは無事終了。幸運にもMeyer MSL-4を堪能しました。当然4ch分の持ち込みで、
かなりのオーヴァースペックでしたが、やりすぎはいつものことなので、仕方がありません。(苦笑)
今回は技術的な問題点が殆ど発生しなかった最近希にみるケースで、これはサポートに恵まれたという
幸運の賜でしょう。今一度、サポートしていただいた Kasagi, Tagashira, Nishikawa 三氏に
お礼を申し上げます。第三者の客観判断を仰げることで、いつも以上に演奏に集中する事が出来ました。

で、今回の反省点はただ一点、僕の握力不足です。システムは、ハード、ソフト共に問題なく
動作し、ブーミーな特性のホールというマイナス面も専属クルーのおかげである程度乗り越えら
れたのですが、肝心の演奏でずっこけてます。(苦笑)全体的にはマアマアの出来だったのですが
速いパッセージになると指が付いていきません。原因は、去年のアクシデントに起因する握力不足
もあるのですが、ギターの弦高調整というメンテの基本を行えなかったことが全てでしょう。
ただ、調整の手段が木製のブリッジを削るという荒療治であったために、ライブ前の作業断行
を控えざるを得なかったことは、仕方のないことだったと思います。

他の反省点は、セットアップの時間です。無敵の超速セットアップ・撤収が今回実行出来なかった
のは、システムの肥大化(フットスイッチ16個とフットヴォリューム5個という非常識な構成から
その困難さは容易に想像できます)が原因ではあったのですが、スイッチの配置という演奏内容に
直結する微妙なセッティングをフィックスする難しさをたっぷりと味わいました。(笑)16個もの
スイッチを配置するのはかなり難しく、事前にある程度実験していても現場では微妙な変更を余儀なく
されてしまいます。まず判明したのは、垂直方向の問題でした。要するに、スイッチを複数列配置
する場合、操作時に配置されたスイッチ同士の干渉を防ぐための仕組みが必要だということです。
今回は奥に配置したスイッチにVHSのヴィデオケースという「下駄」を履かせることで、解決出来た
のですが、次回までにコンパクトな「板」を作ることになります。(板の素材に凝ってしまいそう
ですが、、、、)また、スイッチの配置をスムーズに行うために「下敷き」もしくは「専用の台座」
を考えています。座り位置も重要なファクターで、椅子によって操作性がかなり変化してしまい
ます。ということで、椅子を含めた機材配置の研究が今後の課題です。



6/28

前回から持ち越していた、MotorMix 接続時に起こる Midi 関連の問題ですが、
KYMA側に原因があるようです。VCSのオブジェクト群は個別に Midi チャンネル
をアサイン出来るのですが、本来は Midi Configuration におけるシステム全体の
チャンネル設定が優先されるはずです。しかし、VCS 側でこれに呼応しない場合が
あることが判明しました。しかも、一律に全てのオブジェクトがこのような現象を
引き起こすわけではなく、原因究明に時間がかかりました。問題解決には、反応し
ない VCS オブジェクトをチェックし、個別に Midi チャンネルを設定し直すしかあり
ません。また、コンサート用に製作しているインテリジェントループシステムを
立ち上げると必ず初期設定ファイルが破損するようです。これは、立ち上げ用の
初期設定ファイルを確保することで回避しています。

注文後4週間にも関わらず到着しない All Access Foot SW ですが、エクスポート
時の書類不備に問題があることが判明しました。26日に再発送されるとのことで
したが、連絡が無くかなり心配です。(苦笑)到着まではYamaha MF-10 に頑張
ってもらっていますが、横のサイズが広すぎること以外これといった不満はあり
ません。かなり細かい設定が出来るので、重宝しています。外部端子も5系統まで
接続できるので、とりあえず今必要なことは殆どできます。ただ、シャシーが華奢
な感じなので、余裕があればこれもばらして、別ケースに組み直したいところです。
All Access はスイッチが15系統あるので、コマンドを余裕で割り振ることができ
ます。外部端子は2系統で、これも十分な性能です。

改造したT.C. G-Force ですが、問題なく動いています。改造時に発見した差動増幅
回路の不可解な省略ですが、もしかすると FireWorks との基盤の共有がその理由か
もしれません。 DSP周りにメモリ用の空きスロットがあることからも共有を推測で
きます。違いは殆どソフトだけ?

6/19

本日DSPカード及びMotorMixが到着しました。これで、仕様変更でもない限り
当面Capyを最大限に拡張したことになります。HDの内蔵とか出来るはずなんですが、
遅れてますね。Firewire接続とかになるのを密かに楽しみにしてるのですが。
KYMA本体?のヴァージョンも5.14に上がりました。5.13で出ていた
取り込みシステム稼働時にタイミングが狂う現象は起こりにくくなりました。
初期設定ファイルが壊れるとやはり同期が狂うのですが、これは5.12と同じ
症状です。しかし、5.13では初期設定ファイルの破損に関係なく、同期が
ずれていたので、状況は改善されたことになります。

さて、MotorMixと28DSPの使用感の報告です。まず、MotorMixのパッケージ
をあけて驚くのは、本体以外には殆ど何も梱包されていないことです。あんちょこ
も薄っぺらなのが、2枚あるだけ。それもProTools用のクイックスタートが
文章の殆どを占めていてKYMAに関する記述はありません。かなり不安を感じながら
とりあえず、Midi出力のみをKYMAに接続。アプリ立ち上げ後、この状態ではフェー
ダー8本がcc32番からcc40番に固定アサインされている事が判りましたが、変更
は不能。KYMAからのMidi信号出力を接続するとKYMA Ver.5.0という表示が現れます。
初期設定でMotorMix使用のチェックボックスをクリックし、Soundを立ち上げると
見事VirtualControlSurfaceのフェーダー群がMotorMixに表示されました。
簡単です。なーんにもする必要はありません。その後、ライブでの使用を想定し
Midiケーブルのルーティングにフットスイッチを入れ込みましたが、何故かSW01を
認識しません。他のスイッチも怪しい挙動を示し、本来cc33番をアサインしている
はずのスイッチが!33XXXXXなどという訳の分からない7bitデータとしてアサイン
されてしまいます。繋ぐ順番を変えても正常に動作せず。3時間困りましたが、
KYMA5のあんちょこを見るとMidiCHアサインの問題と判明。Yamaha MF-10の
チャンネルを3chに設定して正常動作を確認できました。ただし、KYMA側で
予め受けのメインチャンネルを3chに設定し直す必要があるのでお忘れなく。
!sw01などスイッチ類はフェーダー上面のA~と表示されているスイッチから順に
自動的にアサインされていきます。かなり便利でラクチンです。フェーダーのグルー
ピングなど詳細な実験は後日行います。

拡張したDSPですが、以前作ったSoundは予めDSPのアサインを強制的に行っていた
ことから、こちらも挙動が怪しくなります。増設されたDSPの位置関係を見極めて
再アサインする必要があります。こちらはこれといった法則性はあまりなく経験則
がものをいうようです。

G-Force改造のあと、T.C.のHPを見ていると、OSのヴァージョンが上がっていることが判明。
アメリカに問い合わせたところ、日本国内でVer.UPが行えるということで、 T.C.Japanを
紹介してもらいました。送料のみこちら持ちで工賃はただでした。(笑)以前から
気付いていたのですが、初期モデルのためかかなりのバグを内包していたのでこのVer.UP
はありがたいです。ディレイタイムに関する酷いバグはきっちり直っていました。
ただ、アルゴリズムを変えてよりアナログらしくなったというディストーションは
いまいち違いが判りませんでした。 本体は佐川が送り返してきましたが、噂どうりの
乱暴な扱いで、ケースがへこんでました。クレームは付けませんでしたが、程度の低い
会社だと再認識。(苦笑)


6/5

またもやParadis関連のレポート。KYMAはDSP買い足すまではお預けです。

今日は、何時も気になっていたParadis専用エフェクトの話です。昔はよく、フラ
ンジャーやディストーション等、オリジナルエフェクターを大量に作ったもので
すが、そろそろ体力的に限界なのと、midi関連のコントローラーを自作するのが
億劫なので、ここ10年はまともなエフェクターは(電源やアンプを除いて)作っ
ていません。まあ、KYMAもあることですし、体に悪いハンダの蒸気を吸うことも
ないだろうと思っていたのですが、ここに来て、機材のあまりの重さに音をあげま
した。まあ、車を買えば問題は解決するのですが、、、あまり魅力のある選択肢で
はありません。

そこで、手持ちの市販品ギター用エフェクターを改造することにしました。といっ
ても、ブツは T.C. Electronics の G-Force です。失敗したら、確実に10数万
円がパーです。で、昨日の晩はバラシ&回路研究に費やし、中身をきっちり吟味し
ました。

当初はバックパネルに大穴をあける予定でしたが、ステレオ入力のうち片チャンネ
ルを取っ払い、Paradisの12p コネクタと交換することにしました。ギター用エフ
ェクトとしては珍しくインプットがステレオ2系統なので、Paradisのパラ出力を
エフェクタケース内部でまとめる必要があります。そこで、3ヶ月前に買って放っ
たらかしにしてあったミニDipスイッチを使って、簡単なパン・システムを作りまし
た。スイッチとチャンネル数分の抵抗で音を左右どちらかに振るという超原始的な
回路です。オリジナルのL ch 入力はステレオ化して、フォン端子でも2系統の入力
を可能にしてあります。モノの場合はリングがアースされるので問題なし。ヤバイ
のは端子が解放状態にあるときに、本来はグランドに接続されている入力端子群が
オープンになってしまうことで、モロにノイズを食らってしまいます。これは改良
の余地ありです。入力インピーダンスを下げるのが一番賢い方法かもしれませんが、
そうすると、stickが繋げなくなるのでノイズに関する手当は保留中です。あと、左
右の入力レベルマッチングがイマイチです。これもトリムできるか、調査します。

まずは上蓋をあけて内部回路を研究します。ネジは4カ所ありますが、かなり荒っ
ぽい作りで動きが渋く、ネジをなめてしまうところでした。中は意外とガランとし
ていて、正面向かって右側に電源回路が分離されています。メイン基盤は右側が
アナログ回路でオリジナルチップを使ったDSP回路が中央にあります。フォン端子
は日本では見かけることのない変わったもので、基盤に直付けされています。デフ
ォルトの状態でステレオ端子が使われていたので、バランス受けが可能のように見
えたのですが、よく見るとリングの部分はアースに落とされていました。オペアン
プに向かう配線の途中にはコンデンサが配置されているのですが、この先に回路は
繋がっておらず、バランス受けはオプション扱いになるようです。

メイン基盤を接続してある3カ所のプラスネジと、バックパネルのトルクスネジ、
フォン端子を固定しているナットを外し、コントロールパネルと繋がっているコネ
クタを外し、メイン基盤をケースから取り出します。電源の配線はハンダで直に
取り付けられているので、取り回しに注意します。


基盤右端に位置する入力端子のうち、ステレオRchの位置する場所に12pのノイ
トリック製マルチ端子を取り付けます。端子には、ジャンパ線が絡んでいるので剥
離する場合には注意が必要です。ハンダ吸い取り機を使って基盤から注意深く取
り外します。右端のLch入力端子の下にある配線をやり直す必要があるため、こち
らも取り外します。端子はジャックの非接続時に入力がアースに落ちるような構造
になっているので、この機構を殺してノイトリック入力時に信号がミュートされる
のを防ぎます。Lchのグランドに接続されていたリング部分をRchの入力に配線し、
リング部分の配線を新たに接地しなおします。ノイトリックコネクタは1番から1
弦〜6弦、7番はグランド、8番はプラス電源、9番はマイナス電源、11番に
予備のギター出力(ボディー振動のセンシング出力)を配線してあります。電源は
メイン基盤のテストポイントTP1(マイナス), TP2(プラス)から取り出し、ギ
ター本体に送ります。各弦出力は先述した簡易パンポット回路を通り、ステレオ信
号として分配されます。元の端子の穴をリーマーで広げ、ノイトリックのコネクタ
をパネルに取り付けます。パンポット回路はケースの右端にはめ込んで固定してい
ます。

半日をかけた作業でしたが、プリアンプとして問題なく動作しました。左右のレベ
ル差が気になりますが、これは、ボディ振動センサーの出力の影響(逆相になって
いる?)が原因かもしれません。

ピエゾ素子にディストーションをかけたのは初めてですが、意外と聴ける音でビッ
クリしました。ちょっとしたギグなら、これ一台でこなせそうです。KYMAに接続
する場合もKYMA本体に信号処理の負荷ををかけずに済むため、好都合です。Para-
disオリジナルのオクターヴァーが使えないことが唯一困った点でしょうか?


6/1

Paradisの開発者Rolf氏からピエゾセンサーが到着。早速組み込みました。導電性
接着剤はサンプル品のため、極少量がプラスティックパッケージに封入されていま
す。パッケージは真ん中でセパレータークリップによって銀とエポキシが主成分の
主剤と、硬化剤に分割されています。使用時に、このクリップをはずし混合するこ
とで使用が可能になります。粘度は銀のコロイドを含んでいるためかサラッとした
ペースト状で独特の癖があります。そのため、使用には修練が必要です。固化時間
は24時間ですので、接着後のケアには注意が必要です。
接着はコマ部分(ピックアップはブリッジに設置されたピエゾ素子の上に細い金属
製の弦受けのコマが乗る構造です)の両端とブリッジの間に行います。ブリッジと
コマの間を接着剤によって電気的に接合するこの手法はかなりトリッキーなもので、
日本のような高温多湿な環境では接着剤の耐久性が問題になります。案の定、十年
前に輸入されたParadisの接着剤は劣化が激しく、本来銀色の素材が黒く変質して
いました。接着をやり直したあとは抵抗値が5〜6オームになり、従来の測定値で
あった70〜300オームから大きく改善されました。

KYMAをコントロールするフットスイッチとして最適なものを捜していたのですが、
RocktronAll Access が必要な性能をクリアしている唯一のものであることが
判りました。しかし、この製品は既にディスコンで、8月まで生産の再開がないか
もしれないといリポートが小売業者からあり、先週いっぱいデッドストック品の探
索を行っておりました。期待されたヨーロッパのディストリビュータをあたるも惨
敗で、もちろん日本の小売店にはその存在さえも認知されておらず、入手を諦めて
いたのですが、ペンシルバニアの業者が在庫を確保していたようで、即注文。先週
出荷されたようです。現存するフットスイッチ類はMIDI接続にも関わらず、コント
ロール・チェンジ情報の扱いが中途半端なものがほとんどで、KYMAでの使用には
向いていないものが殆どなのですが、All Access をなんとか購入できたのは幸運
でした。

先日製作した index playback sound を従来から開発している演奏支援システム
に組み込むことにしました。しかし、DSPの機能限界から動作しないことが判明。
DSPの拡張を思案しています。サンプリングレートを32khzにダウンした結果
動作した旨をSymbolicに相談したところ、プラス8基のDSP拡張を提案されまし
た。要するにCapyは28DSPとフル拡張されることになります。これに加えて、
Motor Mixの購入も考えています。

5/19

5/4日にKYMAの電源が無事到着。Capyは無事動いています。やはり電源部のみの
故障だったようです。アナログ電源の導入を検討していますが、放熱などの問題を
クリアしない限り導入は難しいでしょう。僕の場合は活動をライブにシフトしてい
るので、S/N的なスペック追求より、システムの軽量化に重点を置いています。
スタジオワーク用にもう一台購入した場合は、アナログ電源の使用を検討すること
になるでしょう。何れにしても、5V/14A, +-12V/1A, +12V/4Aという大容量の
電源を作るのは少し難しいかもしれません。

Paradisのピックアップは未だ届きませんが、部品の構成材である導電性接着剤は
サンプルを入手済みです。連休中にICのサンプルも届いたので、まずはこちらをプ
リアンプ部に実装しました。組み込んだのは極低ノイズ・オペアンプOP-470(4
回路)で、ギターシステムのトータル・ノイズは激減しました。

久しぶりに新しいギター演奏支援システムを開発しています。今回は録音中にイン
デックスを打ち込み、再生時にそのポイントを読み出すもので、スポーツ中継など
でよく見られる、リプレイを音的に実現するものです。応用すれば、ノート情報や
エンベロープ情報から自動的にインデックスを打つようなシステムの実現も可能か
もしれません。現在は、フットスイッチで任意のポイント(7点まで)にインデッ
クスを打ち、再生時にアップダウン・カウンタ(これもフットスイッチ)を使って
読み出すポイントを指定します。通常KYMAのサンプルプレイバック・オブジェク
トはループ設定時には、トリガー毎にスタート・エンドポイントを参照するため、
トリガーオン後にループポイントを変更した場合、そのタームが終了するまではリ
トリガーを受け付けない仕様です。この問題は同一サンプル(録音用のRAM領域)
を参照するオブジェクトを並列に配置し、個別に読み出すことで解消することがで
きます。これを応用し、同じRAMを参照するオブジェクトをたすき掛けに配置する
ことで、リトリガー時にサンプルループ終了を待たずしてプレイバックポイントを
変更できる機構を実現できます。


4/27

昨日Capybara DSP Blackbox のスイッチング・レギュレータが死亡しました。
Kyma使用中にいきなりフッと電源が落ち、二度と復活しませんでした。電源関連
が怪しいとの推測から、レギュレータ部を分離し再試験しましたが、入力に100
Vを供給されても動作せず、死亡を確認しました。その後、SymbolicSoundにト
ラブルをメイルしたところ、翌日に電源部だけを送付してくれました。相変わらず
驚くべき対応の早さです。フライトの遅延は仕方ありませんが、ある意味日本国内
の代理店を凌駕するサポートのクオリティーです。

Paradisの方もトラブルを抱えておりまして、ピエゾ素子がクラックにより逝去、
スイスに発注をかけていますが、納期は未定です。
ピエゾというピックアップの宿命で、破損の危険は常に付いて回ります。したがっ
て、今後のことを考えてL.R.Buggsのシステムを購入しました。デバイスに工作が
必要なのが難点ですが、サンプルを加工して、互換性を試してみます。

本体の音が不完全な状態なので、あまり意味がないのですが、オリジナルの8pコネ
クタを、昨日到着したノイトリックの12pコネクタに換装しました。これで、本体
にプラス、マイナスの両極性の電源を供給したり、各種センサ/ピックアップの追
加が容易になります。ボディーの振動を拾うフィルム・ピックアップを追加したと
ころ、選択したフィルムの面積が小さかったため振動を拾う効率が悪く、今後振動
を拾う箇所の変更、またはピックアップの大型化などチューニングが必要です。

オペアンプは現在OP275になっています。これはOP-27の2回路ヴァージョンで
ローノイズを誇るオーディオ/計測用オペアンプです。最終的にはOP470(4回路)
に換装し、基盤面積を減らすことになりそうですが、これもOP-27の4回路版に近い
仕様で同様なローノイズ性能を持っています。実際にNJM4560DDと比較計測したと
ころ、(DCバイアス回路上でACノイズを計測)NJM4560DD(ノイズ選定品)が56
mVOP-275が5mVとおよそ10倍の性能差がでました。音色の差は回路が単純なだ
けに比較が難しいですが、ノイズの少なさは歴然です。価格差は5倍から10倍と大き
いのですが、電子回路上での使用数が嵩む程ローノイズの利点が出てきます。

Paradisのプリアンプ部(これがないと音が出ません(^^;))PolysubBassの電源部
を自作回路に交換しました。通常この手の簡易なアナログ電子回路に使われる電源
は、7815などに代表される電源専用ICを使って製作されますが、今回はローノイズ
トランジスタ/オペアンプを使ったセミディスクリート回路を採用しました。整流
用のダイオードはノイズの少ないショットキバリア・タイプを選択。ハム音の原因
となるトランスは従来のEI型ではなくノイズ性能の優秀な、北村機電のRコア・トラ
ンスを使用しています。



4/15

去年冬からの懸案であったPBG3の故障箇所をフィックスするため全バラシを敢行しました。
以前使っていた2400とは違い、比較的簡単に分解が可能です。唯一の問題は、トルクス
ドライヴァーの調達で、T8とT7?(これは未確認)の用意が必要です。他にはヒートシンク
を取り外すための、プラスドライヴァーを用意しましょう。

今回は過去にウオークマンなどの故障を調べた経験から、挙動の怪しい箇所のハンダ付け
部分のクラックの発生を予想していたので、問題のPC Card関連の部分まで分解を行いました。
ということは、マザーボードに到達する必要があり、結果として全バラシになりました。
PCカードポートのハンダ付けを再加熱して融着させ、端子周辺をCRCで洗浄しました。
組み立て後は問題なく動いています。

Capybara DSPを、Paradisの電源/プリアンプ部と共にSKBのラックに収納しました。
入出力のアースがフローティングされているためか、高周波ノイズが気になります。
ラックマウントは強制的に共通アースを取るための算段でもあったのですが、依然ノイズ
は消えません。トランスの挿入、もしくはどちらかの入出力部分の回路変更が必要でしょう。
この場合はParadis側の出力をバランス化するのが、最も簡単な手法ではあります。
 
 
 
4/05

去る2月23日に大垣市にて卒業コンサートを行いました。

http://www.iamas.ac.jp/~yaski99/realaudio/IWannaGoHomeNow.mp3
http://www.iamas.ac.jp/~yaski99/realaudio/memoryOfTheGirlCalledK.mp3
http://www.iamas.ac.jp/~yaski99/realaudio/nontitle01.mp3
http://www.iamas.ac.jp/~yaski99/realaudio/HotelCalifornia.mp3

に当時の模様を収録してあります。

http://www.asahi-net.or.jp/~MZ2Y-YSD/realaudio/IWannaGoHomeNow.mp3
http://www.asahi-net.or.jp/~MZ2Y-YSD/memoryOfTheGirlCalledK.mp3
http://www.asahi-net.or.jp/~MZ2Y-YSD/nontitle.mp3
http://www.asahi-net.or.jp/~MZ2Y-YSD/HotelCalifornia.mp3

DL不能な場合はこちらをチェックして下さい。
演奏内容はいまいちでしたが、d&bのE5シリーズを使ったPAはほぼ完璧で
非常に美しい音で演奏することが出来ました。録音はダミーヘッドマイクを
使用しましたが、録音クルーが皆無(実務部隊は全員ステージにあがってい
る状態)だったので、レベルを合わすことが出来ず、残念な結果になってい
ます。ホール自体がデッドな環境だったのが幸いして、音のチューニングが
やりやすかったこともありますが、演奏者本人達が手作りで行ったコンサー
トとしては成功を収めることが出来たと思います。

あと、フルートのサンプルをトリガーする新作

http://www.asahi-net.or.jp/~MZ2Y-YSD/hyperflute.mp3

を録音しました。

依然、キャプチャ時間のトラブルは発生しています。フィックスするには
マックの再起動、及び、Capyの電源シャットダウン・再投入というプロセスが
必要なようです。原因は不明ですが、PC Card もしくはマザーボードあたりが
怪しそうです。



1/29

23日に待望のParadis・Avalonが到着。ちょいキズでしたが、コンディションは良好です。
内部回路的にはTL074が多用されていたので、これを換えたら相当音がよくなるはずです。
とりあえず、Analog Devices の OP-470 を発注しましたが、サンプルが届くかどうかは
怪しいです。コネクターもノイトリックの不思議な形状のものなので、アンプ直結は不可能。
全く不思議な楽器です。低音側3弦にはオクターバーが付属しています。これは原音を
分周して低音を発生させる伝統的な仕組みなのですが、これの音が結構いいです。
本体には、ヴォリューム・コントロールなど全く存在しない、「つるん」とした造形です。

最近ギター内部のエレクトロニクス製作者のMatthiasさんとコンタクトが取れたので、色々と
Paradisに関するお話を聞かせていただきました。最近はギター自体の話からループミュージック
関連に話題が変わってきています。彼もKYMAの事は知っていたようですが、現在の興味は
PowerBookで完結するシステム構築にあるとのことです。彼のKYMAの情報は多分Ver.4.5以前に
関するものだと思われるので、Ver.5以降のKYMAを紹介するつもりです。

先のトラブルに関して明快な回答は未だに得られていません。Symbolic側はソフトウエアに
由来するトラブルではないかと推測していますが、今のところこちらではトラブルの再現は
ありません。追試のため、複数のループをキャプチャー後、およそ1時間にわたって同期
させましたが、全く問題は発生しませんでした。

昨日Symbolicから修理用のサンプルICが到着して、ようやくAudio I/Oの修理を行うことが
出来ました。表面実装ICのハンダ付けは結構難しいので、一個目の出来はいまいちでしたが、
後の一個は完璧に取り付けることが出来ました。今のところ問題なく動いています。



1/22

月日が経つのは速いです。オソロシや。 で、ループシステムの近況です。

まず、スイッチ関連のエクスプレッションですが、結局そのまま利用することは叶わず、
ワンショット・トリガーのスクリプトを組みました。内容としては一発目の信号入力で
アウトプットが立ち上がり、その後の入力の如何に関わらず出力は立ち上がったまま
というスイッチです。ところが、複数のワンショット・トリガーをスクリプト内に組んだ場合に
何故かアイソレートされているはずの部位が混信を起こします。これを問い合わせたところ、
原因不明のバグのようで、引き続きSymbolicに追試を依頼しましたが、黙殺されています。(苦笑)
とりあえず、ワンショット・トリガーは1チャンネルのみ製作し、リセットを掛けるために
他のエクスプレッションを組み合わせて、何とか要求されるトリガー・シグナルを製作できました。
これは、異なる再生バンク間の切り替えをスムーズに行うもので、(具体的にはトリガーの
ダウンエッジ動作をもくろんでいました)通常のデジタル回路ではT-FFで簡単に実現できる
ものなのですが、これだけのものを作るのに5日もかかってしまいました。

次に複数の録音・再生バンクをコントロールするため、トリガー回路を統合する作業を行いました。
メインのバックグラウンド・リズムトラックをドライブするトリガーは先ほど書いたT-FF機能を
実現するスクリプトを使用しました。このバンクは2台の録音デバイスをたすき掛けに運用
することで音の間隙をなくし、演奏の切り替えをスムーズに行えます。2つのバンクは
演奏音をダイレクトアウトするノーマルなものと、録音時は演奏音をミュートしながら、
背景で前回の録音内容をループし続け、録音終了と同時に次回の再生ループに移行する
タイミングリタードされた再生システムの二種類があります。メインのサンプリング再生
タイミングジェネレーターのクロックはこの録音の長さで決定されます。このクロックを
マスターとして、他の再生系をスレーブとしてシンクロさせます。これで、複数の再生システムの
同期を取り、各再生バンクの音声のタイミングを合わせます。今回は非常にロジック系が込み入って
しまったために、開発者本人も完全には回路の結線(といってもよいでしょう)を把握し切れて
いません。いま一度ブロック図を書いてクールダウンする必要がありそうです。

このSoundを開発中にクロックが一気に狂う恐怖の体験?をしました。いくらやっても、
ループの同期が取れず、オフセットを設定しても絶対にロックしません。原因は不明ですが、
KYMAを終了し、Capyの電源を落として電源再投入後にアプリを立ち上げたら問題は解決しました。
現在、原因をSymbolicに問い合わせ中です。


12/25

相変わらず回路は巧く動きません。で、閑話休題でギターのお話。
僕が数年来狙っているレアなギターにParadis/Avalonというのがあります。
製作は90年代前半で、残念ながらもう会社は畳んでしまっています。
Paladisはギター制作者とオーディオ回路設計者・ミュージシャンの
コラボレーションとして発足したスイスのメーカーで、先進的な発想で
ギターを作っていました。6音ポリフォニックの採用とその完全な独立性を
追求するためにピエゾ素子をサウンド・ピックアップに使用しています。
音質改良のため、ギター内にプリアンプを内蔵外部から電源を供給したり、
ポリディストーション、ポリ・オクターバーを内蔵するなど、当時としては
先進的な試みが行われていたようです。ギター自体のシェイプもビザールで
ヘッドレスネックを採用する傍らボディー背面を擂り鉢状にザグって
チューニングペグを配置するなどアイデアに満ちています。
スタンダード・モデルはナイロン弦仕様ですが、ごく少数スティール弦仕様が
製作されたようです。メジャーなギタリストではウオルフガング・ムスピール
や渡部香津美が使用していました。

驚いたのは80年代後半から90年代にかけて僕が実験的に行っていたことと
同じベクトルでギターを作っていた人たちが同時代に存在したことです。
僕はローランドのギターシンセGR-300でギターを始めたという変わった
ギター歴(笑)の持ち主で、ポリフォニックシステムに対して常に
興味を持っていました。最終的には家に生えていた桜の木を使った自作ギター
を製作するに至ったのですが、このギターもプリアンプ内蔵のポリフォニック
システムを、外部電源で駆動していました。ピックアップはローランド純正と
Bartoliniの6弦独立ピックアップを搭載していました。もちろんギターシンセ
コンパチです。音質的には「古のディストーションサウンド」が好みの僕としては
ピエゾの選択はあり得ませんでしたが、構造的には先進的なものであったと思います。

ただ、残念なことに現在のギター・シーンを見る限り、本質的には未だ60年代の
デザイン・技術から進歩していません。以前、ネッド・スタインバーガーがギタリストの
保守性を嘆いているインタビューを読んだことがありますが、現代の楽器店を
見る限り、それを再確認してしまいます。結局Paradisも大多数のギタリストには
理解されることなく消えていきました。エレキギターの分野で新しいムーブメントは
現在Parkerくらいしか思いつけないのが現状で、ちょっと寂しい気もします。

http://Matthias.Grob.org/pParad/Parad.htm



12/24

相変わらずスイッチ製作の段階でストップしています。expressionのみでの
回路構成には無理があるようなので、(便利なようにclass化されて
いるのですが、スイッチ関連のものには元スクリプトの設計に関係あるのか、
相互的な動きに制約があります。)あらたにスクリプトを組んでスペシャル
スイッチを製作する必要がありそうです。この辺りの不便さはMaxに負ける
部分です。スイッチなどのmidi周りのシステム構築も、今回のヴァージョン
アップで相当楽になっているのですが、限界はあるようです。
ということで、不勉強がたたっています。(苦笑)

補修部品はまだ到着しません。この遅れは海外から送付されてくる感じです。
最近は通関による遅延がバカにならないようで、12月10日に東京行きの
ために発注したゼロハリのコンピュータ・ケースが23日になってようやく
届きました。ここまで遅れるときついですね。今まではRIMOWAの機内
持ち込み可能最大サイズのスーツケースを数日間の出張仕様として使って
いたのですが、ショルダー・ストラップを取り付けることが出来ずに
困っていました。その点ゼロはストラップを付けることが出来、なおかつ
より堅牢なので安心できます。ゼロは合計3つも買い込んでいるのですが、
これは2400用から買い足してきた結果です。(苦笑)スーツケースは
大が小を兼ねるという諺が最も当てはまる商品だと思います。皆さんも
購入時には迷わず1〜2サイズ大きなものをチョイスする事をお奨めします。


12/20

先週15日から所用により東京に行って来ました。そのついでに
Morgan Fisherさん(在日15年のイギリス人ミュージシャン)
のリクエストにお答えしてKYMAをプレゼンしてきました。
いつものことですがKYMAは階層が深すぎて、教えているのか
遊んでいるのか判らない状態になってしまいました。
ただ、不幸なことにこちらの油断で、Capyのアウトプットに
卓のPhantom Powerを食らってしまい、アウトプットの様子が
おかしくなってしまいました。追試したところSSM2142という
バランスアウトICが壊れていることが判明。ICを取り除いた後
DACをアウトに直結したところ問題なく動作したので、原因を
特定しました。今後はPhantomのOn/Off確認の徹底と、万一に
備えて出力段のICをリペアパーツとして確保することにします。
今回はAnalog Devices社からサンプルパーツを購入。
近日中に到着する予定です。

先週からライヴ演奏取り込みシステムを構築していますが、現在
録音・再生系のクロック・タイミングの設計を行っているところです。
これは演奏スタイルと密接に関わる部分なので、演奏を行いながら
カットアンドトライで設計を行っていくことになります。
設計には実際に紙の上にsound各部分の構成とタイミングを書いてみるのが
最短で確実な方法です。雑記帳のようなものに、落書きをすることで
意外な発想が生まれることがあります。

当初は録音再生システムのスイッチにバグが発生し、解決法が見つからず
困り果てていましたが、VCSのイニシャル設定にスイッチ極性の状態が影響
することが判明し、改良を行っているところです。録音・再生バンクの構成を
演奏スタイルにすりあわせるのには、後しばらくかかりそうです。

12/14

一ヶ月ぶりの更新です。先日まで起動さえしなかったおサボり状態が
続いていましたが、いきなり毎日いじってます。(苦笑)
Scriptを使ったsoundのカスケード接続に関してIAMASの赤松氏から
質問を頂いたのですが、巧く動かすことが出来ず、Symbolicに
いつものパターンで直接問い合わせ、、。やはりシークレットコード
のようなものが必要だったようで、相変わらず難しいアプリであることを
痛感しました。いろいろな回路構成を実現するのに便利な手法ですが、
Delayに応用する場合フィードバックやレベル制御に注意が必要で
音のチューニングが難しくなります。実際に製作してみたところ、
グラニュラーライクな不思議なエコーを製作することが出来ました。
あと、ライブ演奏の取り込みに応用の利くexpressionを発見(笑)
して、現在これを使ったライヴシステムを試作中です。
ただ、音色がワンパターンになりがちなのは否めず、カラーと
いってはそれまでですが、何か定着してしまったものがあるようです。
時間的な断絶というかハードリセットが掛かってしまったにもかかわらず
人間は変われないものです。


11/03

半年ぶりの更新です。7月に左腕の関節を粉砕骨折したので、活動を完全に停止していました。
術後にRSDという神経系の難病を発症したおかげで10月末まで入院が伸びてしまいました。
現在実家にてリハビリ継続中です。RSDは完治したわけではなく、軽度ながら未だに
違和感を感じます。年内は無理せずに経過観測に徹する予定です。

さて、入院中の8月にKYMAの最新ヴァージョン5.0が発売されました。現在ヴァージョンは
既に5.08にあがっています。5.03では MIDI File 読み出し時にポリフォニック演奏
に対応していないバグがありましたが、最新ヴァージョンでフィックスされているか
追試はまだやっていません。G3に改造した2400ではブートできないというレポートも
あります。Spartacusに最新PCIカードを挿した場合、動作はしますが非常に不安定です。
現在の我が家のPC状況ではG3ノート(WallStreet)が一番相性がよいようです。
入院中は病室にKYMAを持ち込んではみたのですが流石にサウンドシステムを持ち込む
ことは敵わず、使いこなすには至っておりません。9月に通っている学校で開催された
DSP講座にKYMAに関する解説を寄稿しました。紙面の都合上具体的な使用法に関する
情報は割愛されたのですが、こちらにその完全版(第一部)をアップしました。

http://www.asahi-net.or.jp/~MZ2Y-YSD/NewPages/KYMAManual.html

未だに勉強不足でScriptの解説を試みたところ甚だ怪しいので、あんちょこの翻訳・解説は
ここで止まっております。(苦笑)

他に経験した最新ヴァージョンの不具合ですが、Ver.4.0 時代に作成したScriptを使用したファイルに
一部読みだせないものがあります。これはScript関連のSoundの仕様変更が影響しているようです。


5/10

kyma5.0も最終βになりました。が、まだちゃんといじってないので詳細は不明です。
(グラフィックインターフェイスの一部が改良されて、改装表示が可能だそうですが)
新年度は、学校に最新のG4Macが支給されたのですが、KYMA使用時に原因不明の
クラッシュを何回か経験しました。これはPCIインターフェイス・カードに原因が
あるようで、(Mac側に仕様変更があったのでしょう)送料のみでアップデートしてもらえます。
その際には旧型のカードを先に返送する必要があります。
学校ではその他個人向けに簡易AD/DAとしてDigiの001が支給されたのですが、
この機器とKYMAの相性は非常に悪いです。PCI Bus上のデータトラフィックが許容量を
超えるらしく、併用することは困難です。(ProTools24では問題なし)
OS9との相性は良いようです。PBG3(FireWire)でも問題なく使えています。
残念ながら学内のCapyは旧型の66で時代遅れの感は否めません。安定度、処理能力など
どれをとっても320と比べれば見劣りがします。「KYMA」を学習するには問題がないレベル
なのと、使用する人間が極端に少ないために(はっきり言って僕だけです)年度替わりに
アップデートをする要請は却下されてしまいました。学内にはOrvilleなど最新DSP機器が
多数納入されましたが、相変わらずインターフェイスは難解です。この点KYMAの
ユーザーフレンドリーさが際だつのですが、BlackBoxプラスPCという機器構成は
一般の人に敬遠される原因になっているようです。(いわゆる、「音響機器」にしても
パソコンでリモートしなければ機能を使いこなせないのが実状ですが)従って最新の
学内スタジオにはKYMAは装備されていないので、作業時は個人で持ち込むことになります。


3/11

大阪の相愛大学で長嶋先生の主催するレクチャーコンサートに参加しました。参加の模様はこちら
にアップしてあります。今回は最新β版4.97を使用してみましたが、現場の音響がブーミーな為に
急遽フィルタを追加したところ、バグが発生。パンポット設定が全て正しく機能しなくなり、
対処に時間をとられて、肝心のミックスがおろそかになると言うハプニングがありました。
β版を本番に使うという暴挙に対して、きっちり漬けを支払わされることになってしまったわけで、
反省しております。反省点はまだありまして、今回はスティックというベースとギターの一緒になった、
不思議な楽器を使用したのですが、演奏が非常に難しく、付け焼き刃がモロにばれてしまうくらいの
お粗末な演奏になってしまいました。練習1ヶ月では今日日の学園祭即席バンドと大差はなく、
日頃大口を聞いている手前もあって、猛省させられることしきりです。
作品自体の説明ですが、今回は珍しく2曲発表しました。ボサノヴァもどきとテキスト朗読スタイル
という、極端な構成で、テキストは人狼についてのやすすきい流の考察というブラックなものに
仕上がっています。演奏形態はスティックとヴォーカル(女性)という変則的なものです。
システムはスティックは左右2chのパンを基本に、ヴォーカルをセンターに、スレッショルド・トリガー
でヴォーカルをサンプリングし、ランダム/シーケンス再生、および毎度のグラニュラー・ディレイ
という、いつもに比べれば、シンプルな構成でした。 楽曲的にボサは自分の中で良い出来の方だった
のですが、演奏が拙く惜しいことをしてしまいました。テキストの方は本番まで、演奏が決まらず
暗惨たる思いでしたが、全ての演奏の中で本番が一番という幸運に見舞われ、ホッとした次第です。

後日最新β4.98を入手したところ、こちらは比較的安定して動作しています。DSPのアサイン関連が
洗練されているようで、ライブサンプリング時に今まで要求されていたDSP強制アサイン無しでも*1
ある程度まではアプリ側でやりくりしてもらえるようです。


*1 リアルタイムで演奏をRAMに取り込み、任意に再生するタイプのシステムを複数使用する場合
では, RAMのバンクを各個指定する必要があるために、こちら側で、DSPおよびRAMを強制的に
アサインする必要があります。KYMAはCapy内に複数のDSP/RAMカードを拡張できる設計に
なっているため、ProTools等と同様に処理能力をグレードアップすることが出来ます。
ただし、DSPの割り当ては通常アプリ側が自動的に行うため、このような特殊な設定が必要な場合に
混乱を生じることがあります。


3/6

3月11日に、15時から大阪の南港の相愛大学(ニュートラム、ポートタウン東駅下車)にて
恒例の公開セミナーがあります。今回は中村、長嶋両氏と僕のKYMAが計3台並びます。
ということで、またまた特異点状態です。関西にはあと一人kymaユーザーがおられるので
個人ユーザー人口密度は相当高い地域です。(笑)
作品の説明ですが、今回はリアルタイムキャプチャ回路を中心にVocalとStickという
10弦楽器のためのシステムを製作しました。音階の検出はいまいち精度がよくないようで、
何故か少しシャープしてしまうようです。これは要検討です。

システムはβ版ですが、Ver.4.99を使用しています。非常に安定していますし、表示系の
バグもフィックスされているので、使用感が向上しています。ただ、先ほどの音階の精度が
問題ありそうですので、これはレポートすることになります。 今回のVersionUPで
プロトタイプ(雛形)が大量に増えたので、いちいち回路を自分で作る手間が省けました。
また、スクリプト関連のexampleも増えていますので、これも便利です。

1月中旬に去年演奏したloopClusterを再録音し、ICMC Berlinに送りました。
2月下旬に当否が連絡されるはずなのですが、未だ連絡がありません。今年は競争率が
激しそうなので、多分落っこちてるでしょう。(笑)

KYMAの製品版ですが、4月~5月には出荷される模様です。

~2000年までの日