劇症肝炎タイトル

●劇症肝炎とは
劇症肝炎とは、急激に広範囲に肝臓の細胞が壊れてしまい意識障害(肝性脳症)をはじめとする肝不全症状を引き起こす予後の悪い肝炎です。肝炎発病後10日以内に脳症が発現する急性型とそれ以降に発現する亜急性型に分類されます。肝炎ウイルス以外が原因となることもありますが、日本では90%が肝炎ウイルスによるものです。

急性肝炎の1〜2%が劇症肝炎になります。なぜ急激に悪化するのかまだはっきりとは解明されていません。血漿交換や交換輸血、透析などの対症療法、最近では肝移植も試みられていますが救命率は30%位です。

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