グランディアU 日記、その8


20040308

闇の日

キタよ、キタよ!ヴァルマーが復活するという闇の日が来ました!
太陽はブキミーなヴァルマーの月に隠されて、ブキミー日食状態です。
グラナサーベルを使えばヴァルマーやっつけられるんと違うのー?
とりあえず、急いでセントハイムに行きます。

グラナサーベルが着陸したセントハイムのチュメー放牧場ではなんだか焦った人達がいっぱい。
「助けてください!グラナスの騎士団が神殿前に集まった人達を皆殺しに!!」
うえー!?何事!?
ゼラんとこ行って話を聞こう!
と思ったら、セントハイムの街でもグラナス聖堂騎士団が人々を皆殺し。ひえー!!
問答無用でリュードたちともバトル!
勝って、倒れた騎士団からは青い血?液体がだらーんと流れてる。
「これは人ではありません。むしろ私たちに近い存在です」とティオ。
え。じゃあ、闇のロボ?
ああもう、事情がわかんねえので神殿へ急ぐ。
途中の道々、死んでる人がいっぱい。
やっとパン屋に就職できたおじさんも死んでしまいました。
サイラムのマークくんのパパも手紙を握り締めて死んでしまいました。
小さな子供がティオをお母さんだと思って安心して死んでしまいました。
ちょっとちょっとー!ここまでするんか!?

神殿への階段を駆け上がると、待ち構えてるのは聖堂騎士団がいっぱい。
おう、相手になってやらー!と思ったら、騎士団をテラスの上でシレーネ様が止めた!
おうおうおうおう!騎士団に街の人を殺させたのはアンタですかい!?
てか、シレーネ様?
ヴァルマーの体の時といい、グラナスの鉄槌と呼ばれるアナタのするこっちゃねえっすよ?
「何もわからない。知らないとは幸せなこと…」
何言ってるすかー!?
「この世界のありよう、おかしいとは思わないのですか?なぜこんなにも苦しく、こんなにも醜いのか。すべては、そう、人間自らの罪によるもの。
 あさましき人間は何の力もなく、神にすがるだけ。そのくせ信じきれもしない!
 祈りを口にしても闇の日に怯え、挙句に神殿に詰め掛ける…なんと身勝手なもの!」
そんな人間には死こそが唯一の救いだから殺してやった。
シ、シレーネ様!?とんでもねー!!
エレナに「使命を全うしろ」と言ってから、騎士団をテラスの下に集めて、剣を掲げさせた。

  わたくしはゼラ様の命を全うする!それがわたくしの願い!

あ、飛び降りた。
なんか、なんか!

  でっかいカタマリになってるしー!!(涙)

ヴァルマーの心臓やとー!?
シレーネ様、体を復活させただけじゃなくて、心臓も自分で復活させたとー!?
おらおらおらおら、やっつけるぞー!
やっつけた後、エレナがミレーニアと同じにヴァルマーの力を吸収しちゃった。
え?なんでそんなことができるの??
問いかけも無視して、エレナちゃんが今まで黙ってたことを教えてくれる。
「ゼラ様は私に使命を託されていたんです。それは今、果たされました。
 ヴァルマー復活を防ぐ為に、私の体にヴァルマーのカケラを全て集めて欲しいと頼まれたのです…
 そして、グラナサーベルを使って、私についたヴァルマーを滅ぼすのだと…」
ええ!?じゃあミレ子も滅ぼしちゃうの?
てか、リュードにヴァルマーの角が憑いたままなんだけど?どーするの?
「だから、あなたはここから先へは来ないで!私、あなたの心が無くなるのは見たくない!」
エレナちゃん、一人で神殿の中へ、ゼラんとこ行っちゃいました!
おいおいおい!待て待て待てーい!ひとりだけ犠牲になるなんて許せんぞー!

リュードたちも追いかけて神殿の中へ。
うわ、やっぱりいっぱい死んでる。
オロ様が死に際に「聖なる扉」がどうとか言った。
って、ゼラ様が法話してたときの壇上階段の向こう側!
行ってみよー!
なんだか、また超古代の科学っぽいのが出てきたー!

なんだか神殿の上のほうへ来ました。
ゼラ様とエレナちゃん見っけ!おうおうおう!いったいどういうこっちゃねん!?
エレナの中にあるヴァルマーを滅ぼす準備はできてるらしい。
でも、グラナサーベルが必要ないってどーゆーこと?
「まあ待つのだ、エレナ。まず世界の真の姿を見せてやるとしよう」
とかなんとか言って、神魔の戦いの絵が描かれた扉の向こうへ行っちゃうゼラ。
ああもう、付いて行きゃーいいんでしょー?

ゼラ様のお話。
光と闇は対の存在なのに、光はあまりにも弱い。何故だと思う?
と、見せてくれるのは映像の神魔の戦い。
光と闇、善と悪が互いに戦って、最期は光が負けてしまってるぞー。
つーことは?
「グラナス様は死んでいる?」
「死んだ神に祈って何になろう」
おいおい!あんたがグラナスの偉い人ちゃうんかー!そんな否定的なことアリかー!?
じゃあ、ヴァルマー復活は止められないってコトですか?
じゃあ、何でグラナサーベルを探させたりしたんですか?
…それはヴァルマーの体が欲しかったから。シレーネ様にヴァルマーの心臓を植えつけたのも同じ理由。
エレナは、ヴァルマーの殆どの部位を集めちゃった。
これから、どうするの?ゼラ様??

  それだけはカンベン!(涙)

「世界を救うためにはヴァルマーの力を使う他は無いのだよ!」
ヘンテコな理屈で復活させられちゃいそうです、ヴァルマーが!
「月を見ておれー!」
なんて捨て台詞を残して、ゼラとエレナはヴァルマーの月に行っちゃった。

「グラナサーベルなら月まで追いかけられます。が、エネルギーはギリギリです」
そっか。ありがと、ティオ。行くだけ行ってみよう!
追っかけるぜー!
くそっ!エレナちゃんもミレ子も助ける!

生き残った人達に「サイラムへ行け」と言ってから、リュードたちはヴァルマーの月へ。
グラナサーベル、もう一回飛べー!
なんか、カッコイイよー!グラナサーベル!!



20040314

ヴァルマーの月

グラナサーベル、なんと!宇宙空間飛び越えてヴァルマーの月まで飛びました!
かーっこいいー!!
月に到着の時点でグラナサーベルのエネルギーはすっからかん。
けど、エレナを助けに、さあ行くぞ!

ダンジョンはなんだかもー気持ち悪い体内ぽいところです。
腱を切ってボゴゴーとか音がして開く骨扉とかね、気持ち悪いなぁ。
なんじゃかんじゃと通り抜けて、たどり着いたのはヴァルマーの子宮。
子宮てぇ!?
じゃあナンかい?月はヴァルマーを生み出す親って感じっすか?ま、いいけど。
なんか透けて見える床下にエレナとゼラが見えます。
ゼラはエレナからヴァルマーを奪って何するかというとー。
「世界を救う為にもうこれしかないのだ。…ヴァルマー復活以外に!」
救うって…悪魔の力を使って?
違う違う。やっぱり私利私欲!自分だけがヴァルマーになって生き残るツモリ。
エレナちゃん、落ち込み。
そりゃね、今までゼラに頼まれてヴァルマーを集めたのに、復活させられちゃうなんて。
「お前が何故苦しんでいるのか教えてやろう。お前はできもしないことばかり願っておる。
 もはやこの世界に奇跡など起きはしない。
 お前ももう十分に苦しんだ。もう苦しむことは無い。…楽にしてやろう」
「私にはもう生きる意味なんてない…」
がっくりエレナちゃんを捕まえたゼラ。
とうとうエレナからヴァルマーの翼の力を横取りするツモリらしい!

上でギャーギャー騒ぐリュードたち。
警備生物に見つかってしまった!
よっしゃーバトルじゃー!!
勝ったら一層下へ降りられました。でもまだ手が届かない。
エレナは子宮のタマゴ入れ?みたいなのに入れられちゃって、強制的に眠らされると、ミレーニアが上の透明球に出てきました。
ゼラがミレ子にご挨拶して、復活しろーだの言うけど、ミレ子、聞いちゃいねぇ。(笑)
「ふん!エレナのバカ!確かに完全なヴァルマーとなることがあたしの望みだった。
 だってアンタはあたしを消そうとするんだもの。
 何が正しくて、何が間違いなのか、自分で考えず人の言うままにしていただけ!
 だから本当に大事なことがわからないんだ!」
眠ってるエレナに悪態。けど、いい子なんだよね、正直だよね、ミレーニアは。
「ったく、リュード!
 アンタを好きになったせいで、あたしはこんなに不完全で悲しいものになっちゃったんだよ!」
復活を促すゼラに反抗するミレーニア。
だって、復活しちゃったら、魔神になってリュードを傷つけるかもしれない。
ミレ子はリュードと一緒にいたかっただけでそんなことは望んでないから。
ゼラがそんなミレ子を茶番で片付けた。
「フフフ ハハハ!…仕方ない。では計画通り、わしがやってやろう!
 ヴァルマーよ、今こそその力を解放せよ!」

  どっかーん!

月表面で岩盤が剥がれて、なんやら怪しげな炎が吹き上がって、その中からヘンテコ生物がワラワラと…。
ゼラ様高笑い。
「ヴァルマー復活は始まった!貴様などもはやどうでもよい。
 不自由な体を捨て、わしがヴァルマーの意志となり、完全なる理想世界を作るのだー!」
ああもう、逝っちゃってるよーこの人ー!!
子宮がでっかくなって、ミレ子がいる透明球を飲み込もうとする。
「なめるな!こんなヤツにあたしが…」
う、でも、飲み込まれつつある。
「力が…消える…あたしが…あたしが…喰われてる!
 リュード!あたし…あたしが消えちゃう!」
ミレーニア、恐怖。パーツ同士で食い合うのがヴァルマーだけど、こんな風に食われるなんて。
「ゼラ!やめろ!エレナ!ミレーニア!
 ゼラ、ふざけたことを言うな!理想世界だと?ふざけたことを言うな!」
「そう、完全なる唯一の神だけが存在する世界!生も死も無い!
 闇の日を越えて、残るのはわしの意志のみ。なんと素晴らしい!」
おうおうおう!このイカレジジイめー!エレナとミレ子を返せー!
わめくリュードを嬉しそうに眺めるゼラ。
ん?なんだか、異変が。
「ゼラ、アンタの思い通りにはさせない…!リュード、エレナと逃げて!」
ミレーニア、残った力でタマゴ入れの中のエレナを出して、リュードに返してくれた。
けど、もう力がどんどん吸われていく。

  アンタに会えてよかった。好きになれてよかった。

エレナは自分だからリュードと生きて欲しいと願って、ミレ子は最後の力でリュードたちを月の表面まで逃がす。
けど、その後、ミレ子はヴァルマーの中に飲み込まれてしまった。

ゼラも茶番に付き合うのウンザリっぽい。
ヴァルマーを復活させようとして角が足りないのに気付くけど、まあいいや、で。
ふっかーつ!

月の表面で撤退するぞー!とマレッグおじさんがせかすのに、リュードは後ろを振り向いてばかり。
とりあえず、グラナサーベルまで退こう。なんともならんかどうかはやってみてから!
けど、リュードはまだグズグズ。
ミレーニアを救うことができず、ヴァルマー復活も止められず、非力を嘆く。
マレッグおじさん、足踏みして怒る。相当怒ってる。
「どんなに方法が無いように見えても、生きているならやれることが必ずある!
 生きようとすれば見えるものだ!
 それは、自らの命を捨ててでもやらねばならぬ!
 男なら…、おぬしにその覚悟があるのなら!燃やせる魂が残っているなら、行くのだ!」
ようやくリュードが動く。
とりあえず、戻らなければならんから。
連戦連戦でなんとかグラナサーベルまでたどり着いたけど、やっぱり動いてくれない。
迫り来るチビヴァルマーをひとりで踏ん張って払いのけるマレッグおじさん。
あ、重傷を負ってしまった…!
後で行くから先に行け、とティオに言う。ティオは行けない。
「行くのだ、ティオ。悩んではならん!おまえはもうわかっている。考えてはならん!
 いいな…」

血溜りの中で立ち上がったマレッグが、生涯に一度だけ、グラナスに祈る。

  こやつを飛ばせ。真実の元へ!

マレッグの願いが叶えられて、リュード、エレナ、ティオはグラナサーベルへ。

  マレッグー!

真ん中の、黒いの、チビヴァルマーがマレッグを喰らい尽くす。
願いのままに、グラナサーベルはヴァルマーの月から離れて飛ぶ。

  なんだかいっぱいくっついてるけどー!

  戻ってきた……

けど、戻ってすぐにエネルギーが切れちゃって、グラナサーベルはバラバラに壊れちゃった。



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